幸運の五行の謎
風水判断が異なる！！
風水トリックで使用する五行説。幸運には、相性の良い五行が必要とされます。ですが、これもまた判断が異なるのです。
- 判断基準が３つある
日本で占いと言えば「九星気学」。運気といえば「風水」。そして個人の運命鑑定と言えば「四柱推命」の3つです。これらは、似ているようで異なる五行の使い方をします。
- 相生と相剋
この世界では何度も出てくる言葉です。簡単に述べると、『相生＝助け合う』、『相剋＝攻撃』です。これが、判断を大きく変えているのです。ご覧下さい。
九星気学
日本でお馴染みの「九星気学」です。このスタイルでは、生れた年によって、9つの性格・運命に別れます。そして、それにより相性や運命、幸運の条件が決まります。五行で考えると、⇒のようになります。
- 隣り合うモノが、相性が良い
非常に簡単です。「相生」の関係にあるモノです。ここでは「火」であれば、「土」「木」が相性が良くなります。数字で言えば、「３」「４」「８」がベストです。ダメな相性は「水」「金」と「火」です。数字で言えば、「９」「１」「６」「７」です。
風水
では、風水ではどの様な判断がなされるか？
- 気のエネルギーの流れ
左の図を見てご覧頂けますが、九星気学とは事なります。「火」を強めたい場合、相性がいいのは「木」「水」になります。日本で販売されている内容では、「火」は「水」によって攻撃され良くありません。ですが図のように、攻撃されるとエネルギーも一緒に流れ、強化されると判断されます。玄空飛星派では、この考えを応用して使用しています。
四柱推命
最後に、四柱推命ではどうなのでしょうか？結果はこうです。
- 答えは２つ
四柱推命では、個人に合わせた精密な調査を行い、性格・運命などを判断します。その中で五行と関係あるのが「身弱と身旺」です。この判断により、相性の良い五行が決定されます。例えば「身弱の火」の方の場合、相性が良いのは「火」「木」。その反対に「身旺の火」の方は、「土」「金」「水」が幸運の五行となります。
私の個人への判断では、「九星気学」ではなく「四柱推命」を元に幸運のカギを提案します。運気に関しては「風水」の判断、そのままです。
