風水と気
風水エネルギーの原理とは
ここで、私が尊敬する『盧風水大師』はこの様な言葉で説明しています。
「巒頭と理気とはコンピューターでいえば、ハードとソフトの様なモノである」。『巒頭』とは環境の事であり『理気』とは気の流れの事、それぞれが独立して計算する事は出来ないと言う教えです。この2つが合わさって初めて、『正確な判断ができる』。風水において、環境の条件はもちろんの事、目に見えない気のエネルギーの影響も必要不可欠であり、それを計測するモノが羅盤です。では目に見えない影響とは一体・・・これが疑問の始まります。
風水と科学
永遠のテーマと言える分野です。もし『伝統風水』が科学的に証明されることが出来れば、さらなる発展・繁栄が見込めるのです。
地磁気と運気の考察
有名な話に、この様な内容が挙げられます。
地球の北極部はS極、南極部にN極に相当する磁極がある。これは、地球全体が大きな電磁石である事を示しています。その為、コンパス(羅盤)を元に様々な観測が出来るのです。その影響か現在、欧米で風水を科学的に証明しようとする動きが活発化しています。書店などでも、それに関する本が並んでいます。実際、人の中にも電気的なエネルギーが流れています。中国では気功として活用され、神秘的な力の基です。
上の図は「太陽風と地球磁気圏との相互作用」をあらわしたモノで、地球にある磁場エネルギーが一定ではなく、常に動いている事を示しているのです。つまり、地球上の電気的なエネルギーは一定ではないという事なのです。太陽風(たいようふう)とは、太陽から吹き出す極めて高温で電離した粒子(プラズマ=電離した気体)の事。=簡単にいえば、強い電気的なエネルギーです。また磁気嵐・激しいオーロラが発生した時には、数秒から数日のスケールで激しく変化するのです。磁気嵐(じきあらし)とは通常、中緯度・低緯度において全世界的に地磁気が減少する現象のことで、地磁気が数時間から1日程度かけて減少し、数日かけてまた戻る現象です。
この磁気嵐と風水、関係あると思いませんか。
この世は元素の塊なのです。つまり、元素とは電子の塊。つまりは、電気的なエネルギーの塊なのです(皆さんが目にしている物や物体は、この電子が安定した状態のモノなのです。有機化学の分野からの視点です)。厳密には違うのかもしれませんが、電子の数で元素が決定されている事は確かです。つまりは、人もまた電気的なエネルギーの塊だと考えられるのです。そうなると、地磁場の影響が人に大きな影響を与える。つまりは、この地磁場こそが風水の気のエネルギーの正体ではないかと。その気(電位的なモノ)の流れを見る学問が、風水となったのではないか?
仮説です。
時間と風水
上記の内容は現在分かっている、科学的な事実です。地球に巡る「地磁気」の量は常に一定ではなく、時間と共に変化する=『時』の影響を表す要因になる。これは風水や占いでみられる「共通の原理=『時間』」を紐解く鍵になると私は思っております。
運命学も風水も同じ理論を採用
中華超心理学(風水・易学・四柱推命)は共に共通して、『時間』の概念を持ちます。つまり、同じ一つの原理によって成立しているのです。異なるのはアプローチの仕方だけ。この『時間に影響を与えているモノ』こそが、『風水の基』ではないかと推測されるのです。
ニュートリノと地場
梶田教授が発表された「ニュートリノの研究結果」です。
注目は「ニュートリノ自体」は磁場の影響を受けず、地球に到着する途中で『宇宙線の影響で東西の量の差が観察できる』事です。風水の教えでは、『天の力』として表現される内容があります。目に見えなくとも、宇宙から実際に何かしらの「エネルギー」が降り注いでいる事を科学的に教えてくれています。私が知る限りの風水技法(理気)では、純粋に地磁気により、「運気の影響」の計算をしていきます。
海と風水の
不思議な関係
基本的な風水流派の理気では、純粋に羅盤を用いて地磁気(360°)により「目に見えない運気」の計算をします。その運気(計算)は、土地の影響を大きく受けます。その為、何名のかの方は『地盤(土地の地層)に地龍が巡っており、風水的な影響を与える仮説』を立てられ、良い地盤(地層)=地龍が動く場所にこそが幸運が巡ると言います。
ここで「地盤(地層)=地龍の影響」を考察します。
私はこの風水鑑定士を通じて『非労働者階級』と呼ばれる世界を知りました。その特権階級の方々は世界中を船で回り、1年の半分近くを「豪華客船上で生活」し○○億円以上ものお金を動かす事を知りました。
その超セレブな方は半年の内を海の上の船内で優雅に暮らします。ここで、疑問が生じました。海の上(船上)では「地磁場(地層)」の影響を安定して受ける事が出来ません。『豪華客船』は海を移動するので、常に動きます=「磁場」の影響は常に変化し続けます。もし、風水の基(原理)が土地=地層から発生する「地磁場の力」と想定した場合、地盤(地層)から離れて『豪華客船』で生活している超セレブの方々は、エネルギー不足に陥る事になります。地盤(地層=地龍)のエネルギーが人に成功をもたらすのであれば、『海上の豪華客船』で優雅に過ごされているセレブの方は、何故成功しているのでしょうか。これは地盤(地層=地龍)のない海の上でも安定した『何かの風水』の影響を受け続けていると言えます。
その他にも
①摩天楼の都心ビルの最上階に、磁場の影響は届くのか
②東京都の地下には地下鉄が掘られ、地盤(地層)は壊されている
③東京湾近郊の埋め立て地、地盤(地層)はないが多くの企業が本社を構えている
風水の基がもし『土地(地盤)固有の地磁場の影響』だと仮想した場合、説明がつかない事が多いのです。風水の気が『特定の磁場のある場所のみ有効』だった場合、中華超心理学の基・原理も、地磁場の影響を受けるはず。ですが運命学の基本は「時間」の影響のみです。ここで一つの例題を見てみましょう。
ケネディ家の不運
有名な『ケネディ家』の不運です。風水では『ケネディ家』の祖先のお墓の問題が影響していると言われておりますが、ここでは純粋に運命学で判断していきます。
ケネディJr氏です
専門的に彼は『弱い火』の方で、「木と火」の五行を必要とします。そして、「土と金と水」の五行を嫌います。その結果、上記のような○×が出てきます。見ていきます。
幼少期のバツが目立ちますが、彼は幼少期に
①父親のジョン・F・ケネディの暗殺
②母親のジャクリーン・ケネディの再婚
③少年時代にアフリカ奥地で遭難・救助
等々、×が示すように不運を経験をしております。
学術的には「火煉󠄁真金」の相をもち、洗練されたビジネスマンの相です。実際、彼は1988年には『ピープル』誌が選ぶ「世界で最もセクシーな男」の一人になっています。経歴はニューヨーク州地方方検事補を1989年から1993年まで務め、1995年には、政治とライフスタイルを扱った高級誌『ジョージ(George)創刊。ビジネスにおいても成功しております。しかし、悲劇が起きました。
ケネディJrは飛行機運転中に海上で自損事故を起こし、亡くなり。彼は『弱い火』の方で、「巳(火)」を必要とする人でした。しかし、学術的に『巳(火)と亥(水)の沖』は相性が悪く、潜在的に危険な相がありました。その組み合わせが巡って来た丁度「その時」、彼は運命の低下を示す通りに亡くなります。専門的には、3つの要因があります。
①ケネディJrは「巳(火)」を必要とするが故に、時干支の亥(水)の冲を嫌う。「巳と亥の沖」は海難・飛行機事故の暗示であり、巳は夫妻宮であり妻も不運に合う。
②海は水であり、『弱い火』には「忌神」となり凶。
③助けとなる用神の乙(木)が、強い庚・辛(金)により破壊され凶。
学術的に説明が可能になります。つまり『海上+飛行機の中』でも、運命的な影響を受けた事を証明しております。「風水は地盤(地層)の影響」・・・矛盾が私の中で明確になりました。それ以来ずっと、私の頭の中は混乱をきたしておりました。
埋立地と
風水の影響
東京の港区辺りは、江戸時代に「埋立てられた土地」です。つまり、地層は存在しません。特に世界的に有名な『東京ディズニーランド』は完全な「埋立地」であり、本国からの地盤(地龍)が続いておりません。
①ニュートリノは、「粒子」であると同時に「波」としての性質を持つ。
②それぞれ異なる質量を持つニュートリノ1、ニュートリノ2
ニュートリノ3はそれぞれ異なる振動数を持つ「波」として空間を伝播する。
③「ニュートリノ振動」と呼ばれる現象が起こり、『何か』に反応する。
「ニュートリノ」を計測する為の貯水装置(純水)です。以下、抜粋。
・ニュートリノは宇宙で最も豊富な素粒子の一つ。
・身の回りを光速で飛び交る。
・何でも(人間の体を1秒間に約1兆個も)突き抜ける。
・ニュートリノは他の物質とほとんど反応しない。
・宇宙からは大量のニュートリノが降り注いでいるために、まれに物質と反応することがある
スーパーカミオカンデは大きな水槽で「ニュートリノ」をとらえる実験をしています。「ニュートリノ」を計測する為には、大量の水を必要とします=「ニュートリノ」は水分子にぶつかり反応する事も示しています。
風水と水
風水では「水」を大いに活用します。有名な「噴水ショー」が行われているラスベガスの「ベラージオ」です
風水運気と時間
日本マクドナルドを例に、風水と時間の影響について考察してみたいと思います。今回は本社のある『新宿アイランドタワー』を見てみます。
2016年、『日本マクドナルド』は経営難に。それは鶏肉偽装問題(2014年)の時から始まり、売上高:4064億円を最高を記録した2008年から低迷を始めておりました。風水的に見る場合、まず本社のある『新宿アイランドタワー』の正面入り口を確認します。
目の前にあるくり抜かれた丸い『パティオ』。面白いのは水が囲むように設計され(調査期間:2013年~2014年)、風水的に素晴らしい空間が演出されていました。しかし一つだけ問題がありました。それが『時間』の影響です。
2つの金運が建物をサポートし、良い経営状況をもたらします。この期間、ビルに入る企業は良い状況になり易いと推測されます。しかし「風水」は必ず時の影響・変化が生じます。今現在の影響は、この様になります。
目の前にあった「金運」⇒「破壊」へと変わります。経営の問題を暗示します。この「破壊」の影響は、『水』が大好きであり目の前の『パティオの水』を欲します。これは危険な経営状況の未来を示しております。実際、2014年7月に鶏肉偽装問題が発生しました。
玄空飛星派風水より考察する
この時の様子を、玄空学の観点から見てみましょう。
<新宿アイランドタワービルの飛星図と2014年7月の年月運図です>
(空亡による替星の採用なしのケース)
①正面入り口の南東に「7:破壊」、年運:3+月運:5
⇒金銭のトラブルの暗示
7の金に5の土が強化を図り、年運の3との組み合わせで強奪
パティオがその強化を図る
そして「7:スキャンダル」を示し、バッシング
②東に「8:旺気」あるが、年運:2+月運:4
⇒食べモノ・口による災いに注意の暗示
2の土は病気を示し、4の木が剋入にて強化
8の土もおなじ相合により、病気の強化
さらに、月運:4は巽の卦であり「鶏」を示す
③南に「2:病気」あり、年運:8+月運:1
⇒2の土の病気をさらに、年運:8の土が強化を行う
さらに4が隣に存在し、4は巽の卦で「鶏」
月運:1の水が4の木を強め剋入を強める
4の木が2の土を剋し、鶏と病気の災い
南に水有りて、2の病気を強める暗示
④中宮に「山星:8」有り、年運:4
⇒元々、入囚の為、非常に怖い人間関係のトラブルの暗示
年運:4の木が8の土を剋し、刺激され壊される
地位・人気の失墜そして、組織内部の不安定化
理論において『4:巽:鶏』『2:病気』を示す力と合致しております。なにより「正面入り口」の「不運の3:5:7」が理論通りに引き金になり、経営悪化の状況をもたらしておりました。日本マクドナルドの経営状況は、風水の理論通りに動きました。
以上、簡単な玄空学の観点からの風水的な理論推察です。
ただしまだ「金運」は正面に残っており、経営を活かす力は計算上残っております。今回の件は、「時間」とその反応を推進する「水」の影響です。『時間』の影響は人に何かしらの力をもっているという事です。
「天体の動き」
=「惑星間の引力」
=風水?
全ては『万有引力』
全ての生き物は地球の恵みをもらい、地球は太陽系内の惑星の影響を受ける事は疑いの余地がありません。それが『時』の軸になってる事も。万有引力により、『何か』が常に太陽系の中で動いており、それが常に影響し合っている。『風水』も『占星術』も共通して、天体観測により成立している。ならば、地球と太陽やその他の惑星との動きの間で行われる、動き・やりとりの元を見て行けば、全てが解決するのでは?
これが始まりでした。それがもし、人の脳に与えている『運命』『風水』の元だとしたら、人生の成功は身体的な能力の差では無く、思考の差で有る事は違いありません。
人は脳に支配されている
⇒脳とはいったい何?⇒タンパク・脂質等
⇒神経細胞の塊⇒シナプスといった電気エネルギーの経路・電気活動
⇒脳波⇒なぜ脳波が人により異なる?⇒性格や人格の形成の元では
⇒脳の判断が、成功のカギ
ではDNAが、個人の脳波を決定しているのでしょうか。
もし、DNAが脳波を決定する要因であれば、生まれた時間が人の運命を左右する理論自体が崩れます。しかし少なくとも、1000年以上、運命学の歴史は続いています。本当に運命学がその物が「まがい物」であれば、必ずどこかの歴史で途絶えていたはずです。それどころか1980年代頃には一斉に風水は広まり、ブログで示した通り、世界のあちこちで活用されております。これは事実です。
そこで、脳波がいつ決まるのか「仮説」を立ててみます。
それは生まれた瞬間。産声を上げた時に吸ったその『時』の「大気中に存在している電気質」の『何か』の量・質で決まるとしたら。
一番最初に吸った空気の『何か』がまっさらな純粋な脳に入り、それが個人(命式・ホロスコープ)を決める脳波の基礎となる。パソコンで例えるならば
①体=DNAで決まり=ハード(パソコン本体)
②脳波=生まれた瞬間時の何かの影響=ソフトウェア
③運命=太陽系全体の動きによる何かのやりとりの影響=アップデート
大気中の素粒子や電子の数は一定では無く、常に変化しています。その微妙な変化が、脳波に良い悪い影響を与えている(その何かは、全てのモノを通過し、時々何かの反応を引き起こす)。『風水』と『占星術』の共通点は、人の運命は「生まれた時間」が、カギを握っているという事です。
その脳波と太陽系で行われている大気中の『何か』の量の変化が個人の脳波と共鳴し、脳波に影響を与える事で人の判断に差が出てくる。つまり、選択と行動に差異が生じ運命が左右される。もちろん仮説でしかありませんが、「天」の力と「人」の関係の背景だとしたら、風水の見方が変わってくるのです。
残りの詳細は私のブログにて風水の原理:仮説偏に掲載しております。