先代から続く社長一族の方からの依頼
2011年のご契約内容
中国にも進出されている会社様からの
風水の間取り例です。初代(先代)社長が旧本社を建てる際に有名な占術家に鑑定をしてもらった経緯があり、今度の新しい本社でも、建築する際にも見てもらいたいとの事でご依頼を頂きました。
その際、今回の社長様は本場中国の
風水に触れられており、新たに自社ビルを建てる際に「
正統派の正しい風水建築を取り入れたい」との事でした。ご要望内容です。
- ビジネス運が享受できるオフィスにして欲しい
- 中国式の風水間取りにしたい
- 駐車スペースが○○台、最低限必要
- 土地が決まっており、変更できない
- 景観などは気にしない
※当事務所の「コンサルティング業務委託契約書」の確認と署名による正式なご契約と同意を頂いております。
※今回のご契約ですが
間取りの風水鑑定 の
『1日限定の建築風水』でのご契約
竣工年:2012年
建坪数:約200坪
総土地坪数:約580坪
風水鑑定
のポイント
まず土地の風水鑑定です。見える風水の観点から今回の会社様は丘の上に建物が建設されておりました。『旧本社』はその丘の上の最も良い影響を最大限に活かせる場所に、配置が施されておりました。
先代の方が雇われた
当時の『占術家の先生』のアドバイスによる影響である事は明白でした。ですが今回はその影響もあり、良いエリアはすでに『旧本社』で使用されており問題を抱えておりました。
- 駐車場の崖地ギリギリの土地しかない
- 土地が細長く、活用し難い
- 土地が弱い(補強が必要)
- 『旧本社』の様に、風水的な好立地の条件がない
妥協策を考える
専門的には『懸崖屋』と呼ばれ、運気の低迷をもたらす土地です。間取りより土地が大事!?の智慧が教えてくれるように、可能であれば土地の変更を実施させて頂きたい状況が確認されました。
『風水=土地70%+間取り30%』
土地環境が重要である事を考慮すると厳しい問題でした。そこでまずは、この土地環境の悪さを克服する考察が求められました。
建築の配置図対策
当初の配置図ですが「ゼネコン」さんのアイデアで、ビル全体に南から光が降り注ぎ、桜を植える事で春には花見が出来る様な美しいデザイン案が提案されていまいた。そして丘の上の特徴を活かし、目の前に流れる緩やかな川が一望できるデザインとなっておりました。
こちらの地域はビジネス的に有名な場所で、数十億単位以上の売上を誇る会社様が集まる場所でもあります。その為か「ゼネコン」さんのご提案は、都会的な非常におしゃれなデザイン性の高い本社ビルのご提案でした。しかし風水的な配置においては大きな問題がありました。
- デザインと採光を重視し過ぎ、環境と風水の相性が非常に悪い
- 龍の入口が固定されていない
- 崖ギリギリの設計で、大凶の暗示
- 全くビジネス運が入らない
- 将来、金運の低迷が想定される
崖っぷちの設計図となってりました。マニュアル通り良くない
風水の間取り例でした。そこで正直に社長様にお話をさせて頂き、一から全てを見直して頂く事となりました。
今回の土地は崖地の為、必然的に『本社ビル』の大きさも考慮して配置できる候補は2つだけ。この中から2択で環境と建物との相性が良い中心の位置を割り出す必要があります。
候補①
候補②
この中心を探す際、重要になるのが『龍の入口』の選定。これにより、事務所に巡るビジネス運(金運)が強いor弱いかが決まります。
3つの龍の入口候補
配置の変更
大きく変えたのは、本社ビルの中心の変更です。『ゼネコン』さんのご提案では崖ギリギリにデザインされていました。巒頭派の観点から見て大凶の判断となります。そこで第一に、中心を大きく動かして頂きました。
また風水では、土地に対して建物の中心は非常に意味のあるモノです。建物の中心がずれる事による「間取りに巡る金運が活きるか、死ぬか」が決まります。オフィスや企業ビルにおいて重要なのがまず第一に「ビジネス運」です。今回の土地では、建物の正面によい金運が来る『双星』のプログラムが確認されていました。しかしその一方で、部下・外交運が弱くなる可能性ももっていました。そこで、正面入り口(玄関)にトリックを仕掛けたデザインを採用してもらいました。そして、今回採用した風水プログラムの内容です。
①五鬼運財水法
(有名な古典技法である、金運向上策です)
②三合水法
③龍門八局水法
(来水、去水の調節による幸運力の向上)
④双星会向の採用
⑤龍の固定
(運気を安定させる作業)
奇門遁甲の『相』より
⑥○○水の応用
(ビジネス運の向上)
⑦五○の採用
(魔法陣の設置)
長期的なビジネス運の享受という事もあり、建物のデザインと運気・プログラムを合わせても違和感のない提案を行いました。大きな特徴としては、入水・去水の調節が可能だった事です。土地に少し余裕があった為、従業員の車の流れを調節する事により、「金運」の運気をさらに強める事に成功しております。このデザインにより理論上、約50年間のビジネス運を保つ事が出来る本社としました。
上空写真は『風水の智慧』の宝庫
その為、非公開となりますが
当初の崖ギリギリの配置は回避されています。
間取り対策!
配置が決まりましたら、今度は間取りの内部構造になります。重要になるポイントはこれです。
- 『正面玄関(入口)』
- 『従業員入口』
- 『営業関係』
- 『社長室(今回は2F非公開)』
- 等
詳細は伏せさせて頂きますが、風水では「金運」を如何に使いこなすかが重要となります。「金運」は限られており、その少ないエリアを使用する事はもちろん、代用できる運気も最大限使う必要があります。
怖いのは「ビジネスの不運」の影響です。商売において、「災い」しかない影響です。今回の作戦は、徹底的に「目に見えない運気」にこだわりゾーニングを行いました。その結果、2つの間取り案が提出され「一つ」が採用となっております。
①「正面玄関(入口)」に『金運』が巡り、非常に良い運気が本社全体にもたらされます。この運気は~2023年まで良い「金運」「幸運」の両方をもたらしてくれ、更に玄関との相性も良く、ビジネスを大いにサポートしてくれます。
②「第2の金運」は南西に巡り、従業員の方々のスペースとして活用される事で金運を大いに享受できます。工夫次第で、もっと強い「金運」に変える事も可能性です。
③問題は「不運」のエリアです。面積的には少ないのですが、この場所に『経理』コーナーが大きく入ってしまっています。これは、経理上の問題やトラブルを引き起こす可能性を高める危険性を持っています。また、偉い方々が座られると思われる場所の運気との相性は良くありませんので、風水の改善をおススメします。
全体的な「間取りと運気」の関係は良いと判断されます。しかし、偉い方々の座るスペースに少し問題を抱えておりますので、法的な問題・トラブルに巻き込まれる可能性を持っています。
※この『建築間取り』はこの土地環境(配置調整)+建築時期に合わせた提案となります。その為、この通りに他の土地にデザインしても、この風水は一切働きませんのでご注意下さい。
エクステリアの調整
巒頭派の観点より考察
最後に、エクステリアの調整です。環境からの悪い影響を整えるために、外構に細工を行います。風水は必ず、環境の影響を受けます。良い影響の場合はそのままですが、悪い場合は対処は必要です。今回は陰陽五行理論を用いて、対策を行いました。
①5本の金属製のポール
本社のとある方位に合わせて設置して頂きました。これにより、本社に降りかかる災いを弱めます。
気になるその後
旧本社は、理論通りの最適な風水の土地に建設され業績を上げていかれました。今度の土地は、真逆ともいえる『懸崖屋』の土地。非常に心配されました。その近況結果です。
総売上(国内・海外含む)
・2011年:約100億円前後
~
(この期間、未調査の為不明)
~
・2016年:134億円
・2017年:163億円
・2018年:172億円
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結果的に、良い数字を拝見する事が出来ました。
さらに3代目の新社長に交代され、新たな設備投資も行われております。風水建築、そして事業が引き継がれる形となっております。