南に池は家相では凶相
風水は、風と水と書くように「水」は非常に重要なポイントになります。特に、「金運」を扱う間取りの際には大切なモノです。しかし良く、「南に池・水を持ってくると、不幸を招く」と聞きます。これは、『南は離=火の力が存在し、池を作ると水がその力を弱めてしまう』と言うモノです。ですが風水の間取りデザインでは、「水と火」の力が融合する事で新たな力が生まれると考え柔軟に考えます。固定的に『南に池』があっても不幸を招くとは考えません。水を置く場所は、土地と環境・時間によって吉凶を診察します。その上で配置をデザインしますので、状況があえばパワフルな幸運をもたらす相性となります。
2002年関西大学工学部卒。
Masaya風水事務所を立ち上げ後、企業・病院から一般の自宅まで、多岐にわたる風水鑑定を手掛ける。
南の噴水風水
2回目の登場『ペニンシュラ・ホテル 香港』です。このホテルは間取り的に南を向いている建物です。そして、その『正面玄関』の南には「噴水(池)」が設置されています。風水では「水」は金運の象徴。南にある「噴水」がパワフルで幸運な影響を、ホテルにもたらしている事が分かります。その理由は、風水の計算によって「金運」が確認されていたからです。診断技術として、玄空飛星の理論において吉の間取りと判断されております。この「噴水」は金運を呼び込むアイテムとして設置されているのです。それを物語るかのように、「ペニンシュラ・ホテル 香港」は繁栄を誇っております。