IFSA国際風水協会の盧恆立による風水命理訓練課程上級風水師訓練課程修了者の証書の画像
 
 

 

売上やビジネスのイメージ

赤字が約束された貸店舗

 

2011年のご契約内容
 
当事務所が以前に行っておりました 風水教室の生徒さんから、『親戚のお店の業績が悪い。風水的にも悪いのでは?』とのご相談を受けた際の内容です。
 
ご親戚の方は飲食店を経営されておられるオーナー様です。 開店してから売上が右肩下がり。厳しい状況が続いており、このままでは経営がもたないとの事でした。ご依頼時、ご親戚の方は風水鑑定に対して半信半疑な部分も持っておられ、ダメもとで・・・との事でご依頼を受けました。内容です。
 
契約内容
 
  1. 黒字にしたい!!
  2. 売上減少を止めたい!!
  3. オーナー自体はコンサルティング費用は出さない(ご親戚の方が肩代わり)
  4. 金銭面の問題があり、風水のお金は使えない
 

※当事務所の「コンサルティング業務委託契約書」の確認と署名による正式なご契約と同意を頂いております。

 
※今回のご契約は
『1日限定のビジネス風水鑑定』での対応

 

  1. 鑑定のポイント
  2. その後

 


 
 

ポイント
 
竣工年:1984年~2003年
建坪数:約23坪
総土地坪数:不明
 
写真

貸しテナントの居ぬき物件です。

 

風水のポイント

風水鑑定
のポイント

 

巒頭派

巒頭派の観点より考察

 

まず土地の調査ですが、こちらのお店は、某有名店の『居抜きテナント物件』をそのまま利用して開店されたお店でした。その為、土地環境の調査ではなく、貸店舗そのものの運気が重要になります。
 
しかし 『居ぬきテナントの物件』はここに落とし穴が潜んでいます。
 
大抵の場合、『居ぬきテナント』は風水的に間取りの凶相を多く含んでいる場合があります。
 
賃料の安い!!居ぬき物件に多い、赤字になり易い状況

よく見る居ぬき物件の悪い間取り例

 

風水のポイント

売上の風水分析

 

問題内容

 
こちらのテナント物件は「双星会向」と呼ばれる特殊な風水プログラムを持っており、短期的なビジネス運をもたらす物件でした。
 
それを示すかのように、その某有名店は短期的に営業された後、すぐ近くの土地を購入し新たにお店を出店・営業されていました。その事が危険だったのです。この建物のビジネス運は短期集中型だったのです。
 
食べ物にも賞味期限がある様に、風水にも賞味期限があるのです。残念ながら、もうすでにこちらのテナントは非常に危険なプログラムが働いておりました。
 

玄空飛星派

玄空飛星派の技法より

 

  1. 「上山下水」
  2. 「水星入囚」

 
このプログラムは、基本的に悪い状況しか生み出しません。さらに、このプログラムが強く働く状況・環境も重なっておりました。風水的には、まさに八方塞がり状態でした。この事から、開店時から売上が厳しい事が理論的に判明しました。前のお店が繁栄していたとしても、その物件が今後もずっと良いビジネス運を持っているとは限らない事例でもあります。
 
専門的には頭を抱える状況に追い込まれました。
 

間取り

 

風水のポイント
 

 間取り対策

 
今回のケースは「上山下水」+「入囚」と呼ばれる非常に不利な「ウィルス」と「プログラム」と「環境」が整っておりました。これはバグの修正だけでは難しい事を示しております。そこで対策を講じました。
 
 

三合派

三合派の観点より

①五鬼運財水法
(有名な古典風水の金運向上策)
 
奇門遁甲

奇門遁甲の『相』より

②神遁+地遁による双格の併用
(一時的な金運向上)
 
 
玄空飛星派

玄空飛星派の技法より

③河図の解除
④五鬼城門
(五鬼運財の応用)

 

風水の鑑定書

 
これら全て、風水ウィルスの弱化プログラムです。しかしこの弱化プログラムはリスクも伴うモノで、その事を承知で実施して頂きました。
 

  1. 今回は予算が一切出さない!!リフォーム等の行為はしない事
  2. ご依頼者様がオーナー様ではなかった事

 
これらの条件下だった為、店舗内部の金運応急処置(目に見えない風水)のみの五行理論を活用したアイテムによる対策です。これはよく見かけるような『開運アイテム』とかではなく、純粋に五行理論によるモノです。例えば「金属風鈴」などは『金の五行』となり、吊るす事で対策とします。ただし建物そのものの影響(運気)を変える事は出来ず、『不運⇒金運』に出来る訳ではありません。
 
今回の建物は風水的に難病にかかっている状況です。その為、3か月の経過を条件に『継続or退店』をお伝えしての対応でした。

 
外観

 
 

風水のポイント

気になるその後

 
風水対策を行った月から、「毎月減少続きだった売上が回復傾向になった」との報告を頂く事に成功しております。
 
ただ今回の弱化はリスクを伴うモノであり、さらにこの「ウィルス」は非常に強力な為、早めにテナントを移店される事もおススメしておりました。直せない病気がある様に、風水にも直せないプログラムがある事もご理解下さい。
 
その後、確認の為にお伺いし『黒字にはなっているが、食べていく程の黒字ではない』との回答を頂いておりました。
 

売上推移

 
結果を申しますと、黒字ギリギリ(損益分岐点)の月売上で減少が見事にストップしておりました。ただし問題は生活費の為にはさらに上昇する必要があり、難しい状況の判断に迫られておられました。その後、お店を閉店する決意をされております。
 
風水はマジックではありません。今回、私の風水教室の生徒さんからのご依頼でした。知識をある程度お持ちだった為、『貸店舗』が風水的に厳しい事をご理解を頂いた上で、契約を行いました。しかし本来は、賃貸契約を行う前にビジネス運の有無の調査を行う事が、赤字の未来を防ぐ最善の策となります。
 
この事例は、その事を強く教えてくれるものです。