間取りの運気はスマホのアプリやソフトウェアに例えられる
幸運のアプリを間取りにインストールしたい!
間取りが持つ風水的な運気は、スマートフォンの本体にインストールされるアプリやソフトウェアに例えると非常に理解しやすくなります。建物が完成した際、その間取りや方位の構成によって、特定の運気を作り出すソフトウェアが自動的に組み込まれるようなイメージです。
優れたソフトウェアが搭載されれば、住む人の生活を円滑にサポートし、幸運を次々と呼び込む仕組みが作動します。一方で、使い勝手の悪いアプリや不具合のあるソフトがインストールされてしまうと、日常のトラブルや予期せぬ不運を招く原因となりかねません。以下では、アプリがインストールされるタイミングや、ソフトについて詳しく解説します。
風水のアプリやOSには、不運と幸運のプログラムが存在する
風水運気の仕組みをスマホに例えると、間取りや方位の構成は、建物に導入される「OS(基本ソフト)」や「アプリ」のような役割を果たします。これらには、人生を円滑に進めるための幸運プログラムだけでなく、時には予期せぬ不具合を引き起こす不運のプログラムも存在します。
どのようなプログラムが機能するかは、以下で決定されます。
- 運気の発生場所:土地環境と建物の相性
- 建物の風水角度:運気の入る360°の方位
- 設計図面:建物の外観デザインや各部屋の配置(ゾーニング)
これらによって大まかに決まります。一度システムが構築されると、住んでいる間はそのソフトウェアが自動的に作動し続け、住人の運気に影響を与え続けるのです。
【注意】不運アプリは、一度インストールされると削除が難しい
運気作りにおいて最も注意すべき点は、建物の完成とともに入居した瞬間に、その間取りが持つ運気のプログラムが住まいという本体に強制インストールされてしまう事実です。一度システムが組み込まれると、住人はその影響を絶えず受け続けることになります。
特に、建築段階や入居時に固定された方位の吉凶は、後から家具の配置を少し変える程度の表面的な対策では根本的な修正ができません。不運を招くプログラムが一度作動してしまうと、それを削除したり別の幸運アプリへ書き換えたりするには、相当な労力が必要となります。
設計段階は、幸運アプリを選択できる唯一のチャンス
注文住宅の設計段階は、住まいにどのような運気のシステムを導入するかを自由に選べる貴重なタイミングです。風水の考え方において、間取りや方位の決定はデバイスにOSやアプリをインストールする作業に似ています。
一度建物が完成してしまうと、その空間に組み込まれたプログラムを後から書き換えることは容易ではありません。だからこそ、設計図を引く段階で不具合を招くような不運のプログラムを徹底的に排除し、家族の繁栄を支える幸運のアプリを選択することが重要になります。
建物の形や各部屋の配置を緻密に計算し、目に見えないエネルギーの流れを最適化することで、住むだけで運気が好転する仕組みを構築できます。理想の暮らしを実現するために、この設計段階というチャンスを最大限に活用しましょう。
運気は理気と呼ばれ、計算によって運の性能が分かる
- 目に見ない運気は、プログラムの計算が必要!
本場の風水において、運気の流れを論理的に分析する手法は理気と呼ばれます。これは土地の形を見る巒頭とは対照的に、方位や時間の経過を数値化し、複雑な計算を用いて目に見えないエネルギーを導き出すものです。
理気による鑑定では、建物が完成した時期や建物の向きといった具体的なデータを基に、その家が持つ運気の性能を算出します。この計算によって、どの場所にどのような性質の気が巡るのか、その強弱はどの程度なのかが明確に示されます。
家相が固定的な方位を重視するのに対し、理気は動的なエネルギーの変化を重視する点が特徴で、住まいにどのような影響を与えるプログラムが組み込まれるのかを解明します。以下では、この理気を算出する流派の違いや、土地との相性が運気の性能にどう影響するかについて詳しく解説します。
【重要】理気には風水流派があり、運気アプリの作成方法が全く異なる
風水の運気を算出する理気には複数の流派が存在し、それぞれが独自の計算式を持っています。これはスマートフォンのOSごとにアプリの設計思想が異なる状態に似ており、同じ建物であっても採用する流派によって導き出される運気の診断結果は大きく変わります。以下が有名な5つの流派です。
- 時間と方位を重要視する三元派
- 山や水の動きと方位の調和を重んじる三合派
- 時間の経過による運気の変化を重視する玄空飛星派
- 方位の相性を基本とする八宅派
- 古代の智慧となる奇門派
ある流派では吉とされる方位が、別の流派では凶と判定されます。各流派は独自のロジックで「開運プログラム」を組み立てているため、複数の手法を中途半端に混ぜてしまうと、システムが競合して本来の効果が得られなくなる恐れがありますので注意が必要です。
運気の性能は、風水アプリと土地環境との相性によって決まる
運気プログラムがその性能を最大限に発揮するためには、インストール先となる土地環境との相性が極めて重要です。どれほど優れた風水アプリを間取りの設計に取り入れたとしても、基盤となる土地のエネルギーと相性が悪ければ、期待通りの効果を得ることは難しくなります。
理気の計算は、土地の形状や周辺の建物の影響、さらには目に見えない気の流れといった外部要因と密接に連動しています。土地の持つポテンシャルと建物の設計が完璧に調和したとき、初めて運気のシステムは正常に作動し、パワフルな良い運を作ることができます。
設計段階では、単に理想の間取りを追求するだけでなく、その土地が持つ固有の性質を正しく見極めることが欠かせません。周辺環境というハードウェアに最適なソフトウェアを組み込む視点を持つことで、住まいの運気性能を飛躍的に高めることが可能になります。
例外として、土地環境との相性を考慮しない風水アプリや流派も存在する
風水の世界には、土地が持つ固有の環境や周辺状況を考慮せず、純粋に建物の間取りや方位のみで吉凶を判断する流派も存在します。その為、流派ごとの特性を正しく見極め、最終的には皆様自身で取捨選択して活用されることが大切です。
当事務所では、運気の性能は土地のエネルギーと建物が調和して初めて引き出されると考えています。住まいの運気を最大限に高めるためには、土地環境の重要性を軽視せず、周囲の状況に合わせた精密な設計を行う立場を取っています。
風水建築で必要な情報
- 敷地配置と外構(エクステリア)
- 建物の外観デザイン
- 竣工日
- 車・人の流れ
- 間取り
こららは、運気を作る上で欠かせない情報になります。特に”配置図”は運気と環境との相性を合わせるためには絶対的に必要です。
一般的な配置図のイメージ
一般的な配置図と土地の写真イメージ
一般的な外観デザイン
一般的な間取り
【金運の事例】貸テナントと商売の関係
今回は、非常に興味深い事例をご紹介します。風水にも食べ物と同じように賞味期限があることをご存知でしょうか。最も美味しい時期に食べれば最高の美味を味わえるように、風水でも特定の期間にエネルギーが最大化する現象があるのです。今回の例は、その好機を捉えた理想的な物件と言えます。
環境的には非常に目立つ場所に位置しており、商業用テナントとしては申し分のない好立地でした。さらに重要だったのが、目に見えない運気の状態です。風水では、流動的な運気と目に見える環境との相性が成否を分けます。このテナントがいかに劇的な金運を引き寄せたのか、その詳細を解説します。
※プライバシー保護および肖像権への配慮のため、画像にぼかし処理を施しています
金運アプリの影響
風水計算に基づき分析すると、このテナントには正面に二つの金運が並ぶ、最強の金運アプリがインストールされています。オープン当初から非常に旺盛なビジネス運を有していたことが理論的にも裏付けられており、商売において理想的な状態です。
※手書きによる風水による専門的な金運の計算式
この優れた運気の影響を証明するように、以前のオーナーはわずか7、8年で近隣に土地を購入し、自社ビルを建設して移転されました。まさに風水の理論通り、順調な売上と発展を実現させた理想的な貸テナントと言えます。
金運は時間の影響を受ける
運気は時間とともに移り変わるものであり、かつて絶好調だった場所もその性能が永遠に続くわけではありません。この物件を鑑定すると、オープン当初に二つあった金運が現在は一つに減少しており、最も勢いのある時期は既に過ぎ去ったことが分かります。
※手書きによる2004年以降の風水計算
※プライバシー保護および肖像権への配慮のため、画像にぼかし処理を施しています
赤字を呼ぶ不運プログラムは存在する
このお話には続きがあります。当事務所は、こちらの新しい店舗を風水の検証対象として、10年近く年月をかけて調査を続けておりました。
以前のオーナーは、先にご紹介した貸しテナントでビジネスを成功させ、近隣の土地を購入して自社店舗を建設し、同じビジネスをスタートさせました。しかし、ここで大きな問題が発生します。全く同じビジネスを始めたにもかかわらず、その新しい新店舗は数年足らずで、経営的に追い込まれることになったのです。その理由は、風水で簡単に説明をすることができます。
新しい新店舗を精査したところ、風水でいう「赤字を呼ぶ不運プログラム」が働いていたことが確認できました。
これは我々風水師が最も忌み嫌うプログラムです。以前のオーナーはそのことに気づかず、数年での新店舗の撤退となりました。
【続、風水事例】2つの銀行から学ぶ風水師による上級テクニック!運気の作り方編
シリーズ第3弾!
香港の金融街に建つ二つの銀行は、風水の知恵を経営戦略に組み込んだ象徴的な事例です。これらの建物には、莫大な富を呼び込み維持するための特殊な金運プログラムが導入されています。
スタンダードチャータード銀行は、建物の形状をあえて変形させ、特定の方向から流れるエネルギーを効率的に取り込む強力な仕組みを構築しました。一方でHSBCは、大地のエネルギーを建物内に循環させる設計を採用し、周囲の環境そのものを味方につける堅実な運気作りを徹底しています。
両行の事例は、緻密な計算と環境への適応によって、建物自体が強い運気を作り出せることを証明しています。これらの上級テクニックを紐解くことで、理想的な運気の作り方が見えてきます。以下に、それぞれの銀行が実践した具体的な手法について詳しく解説します。
HSBCの金運アプリ
龍の通り道を作り、金運アプリを機能させる。
香港のHSBC本店ビルには、土地が持つ強力な自然エネルギーを最大限に活用するためのプログラムが組み込まれています。この建物は、竣工時の運気に合わせて最も強い金運を呼び込めるよう、緻密な計算に基づき設計されているのが特徴です。
具体的には、建物の正面から背後へと龍の通り道を作ることで、大地のエネルギーを建物全体へ行き渡らせる仕組みを構築しています。一階部分を全面吹き抜けにした構造そのものが金運アプリとして機能するようになっており、足を踏み入れた瞬間から運気の循環が始まります。
HSBCの正面と背後側、そして中央ロビーの写真。龍の通り道となる事例。
さらに、建物の周囲を流れる人や車の動きを計算に入れ、外部のエネルギーが自動的に金運へと変換されるよう、環境と建物が高度に融合されています。
HSBCの周辺環境の上空写真と金運のイメージ。
長期にわたるビジネスの繁栄を支えるため、土地の利を最大限に引き出す設計がなされています。
スタンダードチャータード銀行に施された高等テクニックの金運アプリ
風水の為にワザと建物を斜めにカットした。
スタンダードチャータード銀行の香港本店ビルには、周辺環境から金運を効率的に取り込むための高等テクニックとなるアプリが施されています。最大の特徴は建物の角をあえて斜めにカットした独自の形状にあります。これは家相で一般的に避けられる欠けを意図的に作り出すことで、特定の方向から流れてくるエネルギーに建物の向きを合致させる高度な手法です。
風水角度が採用された、スタンダードチャータード銀行の正面側と公園側の写真
風水師はビルに隣接する公園に強力なビジネス運が宿っていることを見抜き、そのエネルギーを逃さず建物内へ誘導するアプリのシステムを構築しました。緻密な計算に基づき、太陽光パネルが光を受けるように角度を調整して金運を生み出す設計にしたのです。日本ではまず考えられない、風水建築です。
スタンダードチャータード銀行の上空写真。建物全体が、公園側に合わせて斜めにカットされている様子。
この施策の効果は、世界的な金融危機であるリーマンショック時にも証明されています。
多くの金融機関が深刻な打撃を受ける中で、同行は影響を最小限に抑え、右肩上がりの成長を維持しました。時間の経過とともに運気が強化されるという風水の設計通り、環境を味方につけることで揺るぎない繁栄を実現しています。