Last updated 2024-10-26
量子力学から運気とは何かを考えよう!
画像:人に流れる気のイメージ
量子とは、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものが代表選手です。光を粒子としてみたときの光子やニュートリノやクォーク、ミュオンなどといった素粒子も量子に含まれます。量子の世界は、原子や分子といったナノサイズ(1メートルの10億分の1)あるいはそれよりも小さな世界です。このような極めて小さな世界では、 私たちの身の回りにある物理法則(ニュートン力学や電磁気学)は通用せず、「量子力学」というとても不思議な法則に従っています。
出典:文部科学省ホームページ (https://www.mext.go.jp/)
本稿では、風水の運気と呼ばれるモノを”現在の量子力学で判明”している範囲内の知識で、仮定と考察を行い、無謀にも風水の運気を解き明かすこと目標に記載していきます。
2024年時点で「量子力学」で判明している宇宙全体の仕組みの解明は、いまだ全体の7%程度とされております。その7%から想像と共に推測される内容から考察を行っておりますので、「へぇ~」と言う気持ちでご覧下さい。
画像:気の流れのイメージ
風水運気への探求心の始まり!
画像:山水形勢の景色
古典風水による運気の原理は大きく2つ
風水の世界の有名な例え話です。「巒頭と理気とはコンピューターでいえば、ハードとソフトの様なモノである」。 ”巒頭とは環境の事”であり”理気とは気の流れの事”で、各々が独立して存在する事は出来ないと言う教えです。簡単にすると、風水の運気を調節する為に必要な基本条件は以下の2つです。
- 巒頭=目に見える環境
- 理気=目に見えない運気
上記の2つの基本条件については、他ページにて数多く記載しておりますので割愛させて頂きます。この2つの良い条件が揃うことで初めて、運気が良い風水環境が整う教えです。この条件の一つである”目に見えない気のエネルギー”の影響は「羅盤(らばん)」により、運気は特定されます。この”目に見えない運気”とは一体、何を意味していしているのか?。ここで幾つかの疑問が発生します。
画像:羅盤の写真
- 運気や気と呼んでいるモノとは一体、何なのか?
- 何故、人に影響を与える事ができるのか?
- 羅盤で測定して何故、運気が特定できるのか?
これらの知識から何となく、運気の正体が解明できるのではないか?この知的探求心が、本稿のメインとなる目的です。
当初の考え方
私が1番最初に考えた推論は、以下の様なモノでした。
人は生まれた瞬間、パソコンやスマホのOSやアプリの様に”脳に固有のプログラムがインプットもしくはダウンロード”される。これは四柱推命では命式と呼ばれ、西洋占いではホロスコープを意味します。この現象により、運命学では個人が持つ能力や個性が全て決定されます。つまりは”成功する人”と”苦労する人”の区別が、生まれた瞬間で絶対的に決まってしまう事を意味します。この優劣現象を四柱推命の専門用語では「貴賤(きせん)」と呼びます。
そしてこれは、純粋にその瞬間の時間による影響のみです。
画像:六十甲子を示した命式と仕組み
また、パソコンやスマホが目に見えない電波(Wi-Fi)によって間隔をおいてアップデートされるように私は当初、運気と呼ばれる時間の”何か”の変化によって、脳が”何か”の影響を受けて吉凶が変化する。これが運勢と呼ばれる現象を意味すると考えておりました。時間が人の吉凶禍福に絶対的に影響する現象は、東洋・西洋ともに共通しており、疑いの余地がない状況でした。
画像:運勢の流れを示した六十甲子の仕組みの図
ただ分からない事は、その影響とは”何か”である事でした。そこで私は当初、この様に推察を行ったのです。
画像:当初の運気と運命との関係を示したイメージ
ITの進化により、多量の情報(音や映像)が”電気的な力である電波”を通じて簡単に受信することができるようになりました。この現象と同じように、人の性格や行動・判断の基準も、電気的な力(これが運気と呼ぶ”何か”)の影響によって全てが動かされているのではないかと考えました。その要因となったのは脳波の存在です。脳波は電気的な周波数でもあり、電気的な力は情報を伝達することが出来る事が分かっているためです。
簡単に言うと、人はドラマや映画のキャラクターのように全てがシナリオ化(個性と運勢がプログラム化により決定)されており、時間(運気と呼ばれるアップデートの影響)の経過により、その未来の展開が次々に更新されていくと推論したのです。これを人は、幸運や不運と呼んでいる。
この基本的な思想は、人の運命を左右する基本的な構造であると今でも私は結論付けております。ですがこの思想には重大な問題があることが、過去の事例や観察により判明しました。
ご契約者様の運勢との関係の事例
2012年から長期的にご契約をいただいておられますご契約者様の事例です。今回のご契約者様の風水的な特徴は、下記のような土地環境であったことです
画像:ご自宅周辺にある変電所と鉄塔の地図写真
- 鉄塔群と変電所の近くの土地に住んでいる
この土地は、風水で「電磁屋(でんじや)」と呼ばれる有名な大凶の土地環境です。私のこれまでの風水の考え方では、気が乱れることにより運勢に影響が出ると推測されました。
実際に土地周辺を回って磁気(電磁波)の影響を調べたところ、やはり危険値を表すレッドゾーン値を示している事が判明しました。
画像:実際の磁気の調査の写真
続いて、家の中も調査を実際しました。
画像:家の中の磁気の調査の写真
共に、磁気の値が数値を遥かに超える「レッドソーン」である事が判明しました。これは明らかに、この土地周辺の磁気が変電所や鉄塔の電磁波の影響により乱れていることを示しております。過去の仮説理論では、これは”電気的な力”の影響となりますので、脳波に直接影響して運勢を乱すと考えられました。しかしその結果は、全く異なりました。
画像:ご契約者様の運勢表の図
今回のご契約者様は”会社経営をされておられる社長様”で、運勢の流れの通りに、28歳以降に会社運営に携わるようになられております(それまでは、非常に苦労をなされておられます)。
そして”変電所や鉄塔群の磁気の乱れ”の影響は全く確認されない程に、運勢通りに、ご契約者様の人生は上昇していきました。もちろん、当事務所の風水アドバイスが功を奏した可能性もありますが、この事例は”電気的な力”が人の運勢に左右する(アップデートする)理論が、当てはまらなくなったのです。電磁波などの電気的な影響は、人の運勢に全く関与しない事が確定したのです。
後日談として
画像:新しいご新居の家の内装の写真(風水建築の採用あり)
量子力学の面白い話
量子力学の難易度の高さを示す面白い話があります。皆さんはご存じでしょうか?Amazonの創業者であるジェフ・ベゾス(英:Jeff Bezos)氏が、” 物理学者を目指していた大学生時代、量子力学の方程式を解いていた同期との実力差を痛感し、学者を諦めてアマゾン起業のきっかけになった”事実を。ジェフ・ベゾス氏は「物理・量子力学者」になるよりも、億万長者になる方が簡単だと思った訳です。
実際に彼は現在、フォーブスの長者番付で、2020年時点で2046億ドルの資産を有する世界最大級の資産家の1人です。凄いですよね。
画像:ジェフ・ベゾスの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
世界で最もIQが高い人々は”物理学者や数学者”である事が、統計学で確認されています。特に量子力学の分野はその最高峰とも言われている分野で、私の様な凡人に”その奥深い智慧”の全容を理解する事はおこがましい限りでもありますが、その限られた凡人の理解の範囲で、面白い量子力学の智慧をご紹介します。
画像:元素記号の表(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
量子(素粒子)の発見と探求心
誰もが見た事のある「元素記号の表」です。ひと昔まで”元素は原子として物質を構成する、万物の根源をなす要素・性質”であると考えられており、この世界の物質の最小単位は、「原子」であると考えられていました。
画像:顕微鏡のイメージ
しかし現代の研究が進み、「原子」はさらにマイクロスケールとなる「クォーク(素粒子)」の集まりであった。つまり、 世界の物質の最小単位は素粒子(クォーク)により構成されている事が判明したのです。
画像:人から遡る、素粒子(量子)との関係の図
さあ、そうなると探求心として”素粒子(量子)”の事を知りたくなるのが学者心です。その結果、誕生したのが「量子力学(りょうしりきがく)」です。そこで判明した面白い現象が、こちらです
状態の重ね合わせ
状態の重ね合わせとは” 量子の世界は一定にあるのではなく、同時に多くの場所に存在している”となる、理解が難しい現象のことです。これは物質として捉えると摩訶不思議な現象ですが、量子となる電子でとらえると分かりやすくなります。
画像:電子の動き(イメージ)
電子は原子核の周りを常にグルグルと回転していると考えられております。しかしその動きは一定ではなく不確定で、月の様に規則的に回っている訳ではありません。電子は同時に原子核の周辺のありとあらゆる場所に存在している事になります。これは現実の世界で捉えると、確定していない 人は同時に、世界中に同時に不確定に存在している。まるで、世界中を瞬間移動しているような状態だと言うのです。
ただ人は、量子の巨大な塊です。人体は細胞だけで「37兆2000億個」ある事が新説されておりますので、”量子(素粒子)であるクォーク”はとんでもない数を有していることが分かります。なので、人体にある全ての量子(クォーク)を不確定に出来ればの話です。そんな凄い事が出来るのは、過去の歴史において「瞬間移動をした事実が歴史書で記載されている人」は、有名な仏教を開いた仏陀(お釈迦様)と、チベット密教で有名なミラレーパだけです(ミラレーパは空を飛んでいたと記載あり)。
画像:人と量子の世界観(イメージ)
これが「状態の重ね合わせ」と呼ばれる現象です。ですがこの現象が、ピタリと確定する現象が起きます。何をするかと言いますと” 量子を観察する行為”だけです。面白いのは”観測した瞬間、確定する”ことです。これを「収縮(しゅうしゅく)」と呼びます。これに関する面白い実験が2つあります。
1.二重スリット実験
有名な量子力学の題名とも言える「二重スリット実験」です。これは光を構成する最小単位となる”光子(量子)”を使った実験です。
画像:二重スリット実験の当初の観測予想(イメージ)
実験内容は光子を飛ばす装置を使い、その光子を「光子を映し出すスクリーン」と「光子を遮るスリットの壁」を使って、光子の動きを観察する単純な実験です。多くの学者は、光子は粒子(ひと粒)なので上記の様な結果に成ると予測しました。しかし結果は、予想を裏切る結果となりました。
画像:二重スリット実験の不確定の結果(イメージ)
なんと、光子が縞模様となってスクリーンに映ったのです。これは当時、解明されていなかった”量子は粒(光子)であり波である”事が要因です。光子の粒同士がぶつかり合って、水の波が出来るように光の波ができる。スリットに光子の粒があたり、通過した際に光の波が出来た結果、縞模様が出来たのです。
画像:光子が波であるイメージ
解明されていなかった当時は、これは不思議な現象に思われました。なぜなら光子は粒子(ひと粒)なので、縞模様になる訳が無いと、当時は考察されていたからです。続いて、この不思議な現象を調査する為に、光子の粒を一つだけ飛ばし、”光子の経路”を観察する事になりました。その結果、また予想を裏切る結果となったのです。
画像:光子を観察した確定した結果(イメージ)
光子の観察を行った瞬間、縞模様だった線が一本になったのです。この現象は、当時の学者の間で議論の元になりました。これが先程にご紹介しました「収縮(しゅうしゅく)」の現象につながるのです。 量子は観察するだけで、不確定な状態から確定する。今回の実験で判明した事は、光子を観察した事で、不確定だった光子が確定した光子になった事です。これは次の事を示しております。
- 人の意識が量子に影響する
人が量子を認識・意識する事で、量子を”不確定要素から確定要素”に変える事が出来る事を意味しているのです。これは世紀の大発見でした。まるでSFの様な現象が、この宇宙の最小単位と思われる粒子(素粒子)で実際に確認されたのです。続いて、もう一つの実験をご覧ください。
画像:アインシュタイン先生のイメージの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
2.量子もつれ
「量子もつれ」とは”どんなに遠く離れた分割された素粒子(電子など)でも、片方の状態が変化すると、もう一つの片方の状態も同時に変化して、瞬時にお互いの情報共有が出来てしまう不思議な現象”のことです。
- 天才:アインシュタイン先生が「そんな現象は、馬鹿げている!!」と、否定した事でも有名な量子力学の理論の一つです。
しかし2022年に3名の偉大な学者の先生がこの不思議な現象を解明しました。それによりノーベル物理学賞に輝き、偉業を成しました。
画像:ノーベル物理学賞に輝いた3名の学者の写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
「量子もつれ光子を用いる実験によって、ベルの不等式が破れていることを示し、量子情報分野を創始した実績」
この研究発表により”アインシュタイン先生が間違っていた”事が証明された瞬間でした。まるでSFの様な摩訶不思議な現象が、本当に発生していた事が分かったのです。難しい解釈が必要となりますので、何となく見ていきましょう。
光子(量子)を2つに割っても、なぜかWiFiで繋がっているかのように情報共有が起きる
画像:光子(量子)が2つに割れるイメージ
一つの光子(量子)を二つに割ります。そうすると、2つに分かれた「割れた光子(量子)」が”元々は1つの存在である”と認識を行い、距離(光学の速度も無視)に関係なく「割れた光子(量子)」同士が同じ情報を共有し、瞬時に呼応して行動する事は、以下の実験内容により証明がなされました。
画像:ツァイリンガーの量子もつれの光子の偏光の実験イメージ
実験内容は”2つに割った量子もつれ状態の光子を左右に飛ばして、フィルターを通して光子の偏光を測定する実験です。
量子力学の豆知識:光子(量子)は、一方の光子が”右上がり斜め偏光”であれば、もう他方の光子は”右下がり斜め偏光”となる反作用の法則があります。そして面白いのは、”光子の偏光は測定するまでわからないのではなく,測定するまで存在しない”ことです。
画像:量子もつれによる光子の偏光イメージ
”ベルの不等式(簡単に述べるとこの世の中は最初から、全ての存在は最初から方向性が決まっている)”の破れを証明するには、A光子とB光子が例えるならば”銀河系の端と端に引き離す程に遠い事”の必要があり、その間を光が通過する時間以内に実験を終える必要がありました。アスペ先生によるの実験は、飛ばした光子の測定に用いるフィルターをランダムに選択する事で光子源へのフィルターの影響を遮断し、量子もつれが正しい事を証明。これにより”ベルの不等式”の破れが確定しました。さらにツァイリンガー先生は光子の検出確率を上げる為に、光子の測定用フィルターの選択を異なる銀河の信号&左右別々に用いました。これにより測定用フィルターの間で情報交換が起きる可能性をなくし、完全にベルの不等式が破れ、量子もつれは正しい事が証明されました。
画像:光子が瞬時に偏光するイメージ
元々1つであった光子を、A光子とB光子の2つに割ります。その割れた光子を測定用フィルターを通して”A光子の偏光を観察”します。すると全く関与していないはずの”離れた無であったはずのB光子の偏光が発生する”ことが確認されたのです。これにより、純粋に観察による行為によって”量子もつれ状態のA光子とB光子”の間で情報共有が行われた事が証明されたのです。以上の事より、専門的にこのように表されます。
- 人の意識は、量子を不確定の状態から確定した収縮状態に出来る
- 人の意志が量子世界に影響できる事は判明したが、その理由は未だ不明
これが「二重スリット・量子もつれの現象」から判明している、量子力学の智慧となります。100年前までの自然科学の思想では”人の意志が世界の存在に関与出来るなんてあり得ない!!”というのが、定説でしたので、その考えられない非常識な思想が、現実的に正しい事が分かったのです。
この世の中の仕組みが、面白くなってきましたでしょうか?
画像:イエスキリストの像
この世の中は観察・意識されなければ、存在が出来ない過去の怖い実験
今までの内容を整理します。
量子とは通常は確定していない”状態の重ね合わせ”の状態であり、観察・意識する事でその状態が収縮して確定する。つまり、量子とは観察=意識により確定され存在すると言う事です。言い換えるとこの様に推測されます。
- 人に観察・意識されない場合、その量子は収縮できずに不確定となり一定的に存在できなくなる
これに関与すると思われる、非常に怖い実験があります。世界で禁止されている実験の一つです。
画像:赤ちゃんのイメージ
人は言葉を習わなくても、話せるようになるのか?
これは、世界の本当の人類共通語を模索した”知識欲旺盛な皇帝”が提唱した実験です。その偉大な目的は、以下となります。
- 赤ちゃんとの一切会話を禁止する事で、成長した赤ちゃんが純粋に話す言語=これが世界の本当の人類共通語となる!!
画像:顕微鏡のイメージ
これを実証する為に、”フリードリッヒ2世(神聖ローマ帝国の皇帝)”は、戦争孤児などの身寄りのない赤ちゃんを集め、条件付きで侍女に育てさせました。その条件とは、以下の2つとなります。
- 侍女達には、母乳やオムツ、入浴などのお世話のみ行う事。
- 赤ちゃんに名前を付けて呼ぶ・話しかける(・笑顔を見せる)事を禁止する事。
これは残酷な現実となりました。身寄りのない赤ちゃんに”一切の愛情が注がれない状態”となったのです。そして最も驚くべき事は、その結果でした。
身寄りのない赤ちゃんは全員、言語を話すことなく2歳になる前に死んでしまいました。
フリードリッヒ2世の思惑とは異なる状況となったのです。この実験は現在、世界中で研究そのものが禁止されております。
出典先:Yahoo!ニュース
画像:愛こそ全て!!赤ちゃんのイメージ
人も大量の量子の塊である
ここで注目される実験内容は” 話しかけられる”や”名前を付けて呼ぶ”の行為が無い事です。これらの行為は共通して、赤ちゃんへの認識・意識につながる行為であり、それらが一切排除された結果だと言う事です。人もまた、量子の塊の存在です。ここから導き出される仮説はこの様になります。
- 人体には37兆2000億個の細胞があり、膨大な量子を有している
- その膨大な量子を収縮・確定するには、多くの意識と認識が必要
- 認識は名前による自己の収縮・確定と、他人からの認識など多くの意識が必要
- 自身と他人からの認識・意識が足りない場合、人体に有する膨大な量子を収縮・確定を維持できなくなる
- この世界は、意識を持つ量子(人など)が他の量子(他人や物体)を認識・意識することで成立している
つまり、人も他人から認識・意識される事で存在が収縮・確定すると推測されるのです。100年前まではアインシュタイン先生が理論的に話されたように、”馬鹿にされるSFの様なおとぎ話”ですが、これは量子力学の分野では正しい事です。
画像:裕福な家のイメージ
成功者の大きな特徴
私は特殊な仕事柄、有難いことに” 経済的な成功者”の方と接する機会を多く頂きました。成功者=お金持ちの方のイメージは、映画やドラマ等では「天狗で偉そう・上から目線・傲慢」として描かれますが、実際に私が出会った方々は全く異なり、一般の方と比較して以下の大きく3つの違いに気付きました。
- 非常にフレンドリーでオープンマインド
- 温かくて優しく面倒見が良い
- 愛情に溢れている人が多い
一言で申し上げると、『 金持ち喧嘩せず』の合言葉が似合う素敵な方ばかりでした。つまり、 成功されている方の特徴は、何よりも”愛情深い”事です。ビジネスの世界で成功するには、他人の為に働く事が何よりもの近道です。その為には、他人を思う愛情が無ければ成立しません。そしてそのような方は、以下の流れが出来るようになります。
- 他人の要望に一生懸命に答えようとする。
- その結果、他人から求められる様になる。
- 必然的に多くの人から認識・意識される大きな存在として確定する。
- 気づけば、多くのお金が集まるようになる。
私の過去の観察から考察される思想は、他人から意識・認識される事で”大きな存在が確定する”=ビジネスの成功につながる事です。成功されておられる方は「この事業は人の役に立つかなぁ~」と考える事が出来る方が多くその結果、自分を認識してもらえるようになる。認識されることで存在が確定して、どんどん大きな存在に成長していく。なぜなら人は、”量子の塊”だからと、推測されていきます。
画像:親からの愛情のイメージ
成長には愛の認識と意識が必要
そして成長の為には、愛情が必要だと言う事です。身寄りのない赤ちゃんの尊い犠牲により、人の成長には愛情が必要な事が判明しました。赤ちゃんに対して”愛”の認識と意識を与える事で、愛が溢れる存在の子供に成長していく。逆に、”愛”の認識と意識を全く与えないと、成長どころか赤ちゃんの存在さえ現実的に無くなってしまう。量子力学の解明によって分かったことです。
では最後にもう一つ、認識と存在の相互作用に関する面白い話をご紹介します。
画像:アインシュタイン先生とニールス・ボーアの2人の写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
誰も見ていないときには月は存在しないのか!?
アインシュタイン先生は、ご紹介しました”量子もつれ”の現象について非常に否定的でした。それを示す言葉として「不気味な遠隔相関」と言われ否定されました。観測者が物体を測定するorしないに関わらず物体は客観的に存在するのは当然!!と、アインシュタイン先生は量子力学の基本となる観測による存在の決定を認めませんでした。
1935年、”EPRパラドックス(量子もつれの疑問と指摘、抜け穴)の論文”を公表し、量子の全ては存在した時点で全てが決定している!!と主張を行いました。そんな面白い議論が残されています。
画像:月の写真
神はサイコロを振らないの名言が出た、月の存在と観測の有無
アインシュタイン先生VSニールス・ボーア先生(量子力学の祖)による、「月の存在と人の観測の関係」における量子力学に対する議論
アインシュタインの主張 | 観測者により物の存在が決定するなんて、非直観的で馬鹿げている 月は観測されるまで存在しない? 人が誰も月を見ていなければ、月は存在しないと言う事か?なんと馬鹿な!! 観測者と無関係に、客観的な現実がある事を信じている 私は月は人が見ていようといまいと、そこにあるはずだ!! 量子力学は不完全な理論だ! 私は”神はサイコロを振らないと信じている” |
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ニールス・ボーアの主張 | 非直観的ですが観察と実験により、量子の世界が非直観的な動きをするのは事実であり否定できない 量子は観測されるまで波動関数により確率分布しており、観測により初めて収縮して存在が確定する 月は物体として大きい為に量子が多く、量子力学的な効果は無視できる程に影響力は小さいが、電子などの微粒子については観察において実証されている 量子力学は物理学の世界を揺るがすものですが、観察により正しい事が良く分かる理論です 化学は常に発展・修正されるモノで、量子力学は成功した理論の一つです 私は神が何をしているかは知りませんが、量子力学の世界では確率的な現象が支配している事は事実なのです |
この議論は非常に有名で、この結論はどちらが正しいかったのかはすでに答えが量子力学の発展により解決されましたが、皆さんは、どちらの主張が正しいと直感で思われましたか?
画像:目に見えないエネルギーのイメージ
風水と量子力学の普及までの類似点
風水の理論もこの議論と似ていると私は考えております。正統派の伝統風水には数多くの理論と計算式が存在します。そして 確実に”何か”が存在しており、人に影響を与えているのは疑いの余地はありません。
それは世界のビジネスシーンでの風水の採用により、確認されております。しかしそれらは、「目に見えるもの」ではありません。アインシュタイン先生の主張の様に、反論される方が多いのも納得できます。
- 風水ってなんだよ!
- 怪しいモノだよね!?
- そんなもの無くても生きていけるよね!!
- 何の意味があるの?
当事務所を起ち上げた初期の頃に、風水に否定的な建築関係者の方から受けた言葉の数々です。その通りです!!アインシュタイン先生の主張の様に、目に見えるモノが全てです。建築は目に見えるモノです。太刀打ちできません。ですがここまでお読み頂いている”賢者の皆さん”は、もうお分かりですよね。
当事務所でもご紹介しております通り、今では世界中で風水が使用されており、ようやくこの日本でも正しい伝統風水の認知がなされようとしております。量子力学で証明された量子(素粒子)の存在について解明されたように、風水の運気と呼ばれる人に影響する”何か”が解明される日が来ると私は信じて、以下に稚拙ではございますが風水運気の仮説を考察していきたいと思います。
画像:時間を刻む時計(イメージ)
中華超心理学(風水や占いの事)の原理は同じ
画像:文王の画像(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
- 陰陽
- 五行
- 時間
画像:風水や占いの基本原則のイメージ
西洋占星術や中華超心理学も時間を重視する
画像:時間と風水や占いとの共通関係(イメージ)
易学 | 占いを行う、月と日が吉凶を左右します。 |
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四柱推命 | 生まれた年月日時により、運勢が全て決まります。 |
風水 | 建物が建築された年が、運気の基本になります。 |
西洋占星術(ホロスコープ) | 生まれた年月日時により、運勢が全て決まります。 |
画像:海のイメージ
地磁気と海と時間の影響
画像:山脈の下の地盤と地龍のイメージ
- 土地の下にある地層には地龍が動き、良い地盤(地層)=地龍がある場所にこそが良い幸運の運気が流れる
- よい活動的な地層は山脈を作り出すので、山脈のあるところに活気ある龍はある
- 故に平地は良い運気を生み出さない
画像:豪華客船が海を常に航行している写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
- 豪華客船は常に海を航行しいるので、客室船内で「地磁気(地層)」の運気を安定して受ける事が出来ません。
地層から運気が作られる可能性は低い
- 摩天楼の都心ビルの最上階に、地磁気の影響は届くのか?
- 都心部の地下は地下鉄が掘られ、都心部の地層は壊されている。
- 世界中の一等地の埋立て地には地層は無いが、多くの企業が本社を構えている。
- 平地にも良い運気を生み出す風水の土地がある事が知られている
画像:シンガポールのマーライオンの写真
シンガポールは地層のない埋立地を発展させている
画像:シンガポールの埋立地の歴史で、1960年が灰色です。
画像:マリーナベイ・サンズの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)です。有名な風水建築の一つです。風水コンサルタントのChong Swan LekとLouisa Ong-Leeのアイデアによってデザインが決定されており、風水を学ぶモノにとっては勉強材料の一つでもあります。こちらのホテルは2024年現在でも、世界的な人気を誇るホテルです。ですがその場所は「地層の無い埋立地」にあります。人工的な土地で強固な地層が無く、地磁気や地磁場の影響は期待ができません。しかし優秀な先程の2名の風水師の先生は全く気にされず、この場所に風水で最適なデザインを提案し、今やマリーナベイ・サンズは世界的なホテルへと成長しました。
画像:風水で良い運気のお墓の写真
山脈の無い場所にあるパワースポット
画像:台湾にある平地に建立された風水墓の上空写真
画像:広大な平野の写真
画像:間違った認識を示した図
画像:ケネディ.Jrの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
ケネディJrの悲劇の不運
- 生年月日:1960年11月25日
- 仕事:弁護士であり、高級誌『ジョージ(George)』の発行人
- 28歳:世界で最もセクシーな男に演出される
- 死亡月日:1999年7月16日(享年38歳)
画像:ケネディ.Jrの命式
- 陰火の見弱
- 用神は木と火の五行
- 忌神は土と金と水の五行
画像:幼少期のケネディ.Jrの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
- 父親のジョン・F・ケネディの暗殺
- 母親のジャクリーン・ケネディの再婚
- 少年時代にアフリカ奥地で遭難・救助
画像:事故が起きた時の四柱
- 彼は弱い陰火の方で、「巳(火)」を守る必要がある人。
- 彼は命式の中に「巳(火)と亥(水)の地支冲」を持っており、生まれた瞬間から危険な暗示がある人。
- 巳(火)が弱くなると、一気に命式がダメになるリスクの高い運命
- ケネディJrは「巳(火)」を必要とするが故に、時干支の亥(水)の冲を嫌う。「巳と亥の沖」は海難・飛行機事故の暗示であり、巳は夫妻宮であり妻も不運に合う。
- 海は水であり、『弱い火』には「忌神」となり凶。
- 助けとなる用神の乙(木)が、強い庚・辛(金)により破壊され凶。
- 必要な火と木の五行が一気に弱くなる危険な状況。
画像:マクドナルドの路面店の写真
日本マクドナルドの風水運気と時間の影響
画像:新宿アイランドタワーの写真
画像:日本マクドナルドHDの売上高と営業利益のグラフ(Masaya風水事務所調べ)
2003年までの金運と時間の影響
画像:ビルの正面入口とパティオの写真
画像:本社ビルと金運との関係
金運の方角 | 南東にNo.1金運あり、活動的で大吉 東にNo.2金運あり、活動的で大吉 |
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2004年以降の金運と時間の影響
画像:本社ビルの金運の変化を示した図
運気の変化 | 南東に破壊あり、活動的で大凶 東にNo.1金運あり、活動的で大吉 |
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画像:新宿アイランビルの飛星図
7運の元旺山旺向(2004年~2023年の期間) | 8運時は衰期 山星8の入囚あり凶 水星8の旺気あり大吉 水星7の破壊あり大凶 (替星なしとして計算) |
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画像:2014年7月の年月運の図
年運4の月運6 | 南東に年運3と月運5あり劫財で凶 東に年運2と月運4あり剋入で2の強化 |
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正面入り口の南東に「7破壊」と「年運3と月運5」 | 金銭のトラブルの暗示です。7の金に5の土が強化を図り、年運の3との組み合わせで劫財の金銭問題。パティオがその強化を図り、7の破壊(情報による不運)を強めてバッシングに繋がります。 |
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東に「8旺気」と「年運2と月運4」 | 食べモノ・口による災いに注意の暗示です。2の土は病気を示し、4の木が剋入にて強化を行います。8の土もおなじ相合により病気運を強化となり、さらに月運:4は巽の卦であり「鶏」を示します。 |
南に「2病気」と「年運8と月運1」 | 2の土の病気をさらに、年運の8の土が相生により強化されます。さらに4が隣に存在し、4は巽の卦で「鶏」の暗示です。月運の1の水が4の木を強めて剋入により、2の病気を強めます。 |
南に水有りて、「2病気」を強める暗示 |
画像:ビルの南側にある噴水装置 そのまま、南にある噴水装置が2の病気運を強化します。 |
中宮に「山星8」有り、年運4 | 2004年~2023年の期間、入囚の大凶暗示(非常に怖い人間関係のトラブルの暗示)があり危険となります。年運4の木が8の土を剋し、刺激され壊され、地位・人気の失墜そして、組織内部の不安定化につながります。 |
以上、簡単な玄空飛星の観点からの風水的な理論推察です。しかしその後、 日本マクドナルドは驚異的なV字回復を行っております。これは何故でしょうか?
画像:日本マクドナルドHDの売上高と営業利益のグラフ。2016年以降、驚異的な回復を見せる(Masaya風水事務所調べ)
新宿アイランドタワーの風水環境と運気の素晴らしさ
画像:本社ビルの金運の変化を示した図
画像:2016年と2017年の年運の図
2016年は年運7 | 東に年運9あり、水星8の旺気と相生で大吉 南西に年運8あり、水星9の生気で富の暗示で吉 北に年運7あり、水星1の将気と相生で吉 |
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2017年は年運8 | 東に年運8あり、水星8の旺気と同じ相合で大吉 南に年運5あり、水星9の生気で禍の強化で凶 北に年運6あり、水星1の将気と相生で吉 |
画像:2016年と2017年の金運の状況を示した図
- 1.煞のない風水環境
画像:ビル周辺の土地環境の写真
- 2.曲線の構造
画像:
- 3.水の影響
日本マクドナルドを救った一人の女性の運勢
当事務所が会社の売り上げを左右する最も重要な事は何か?と聞かれたならば、真っ先にこのように回答させていただいております。
- 会社を動かしている代表取締役社長CEOの運勢が第一!
この理由は非常に簡単で”風水は人に影響する「何か」を調節する技術”だからです。人が持っている能力を高め、人が持っている運勢を調節することにより、ビジネス運の金運アップを目指していきます。売り上げを左右するのは人です。当然の原理です。そしてこの教えは古代より伝えられております。
- 命(個人の能力)
- 運(時間の影響)
- 風水
これは運を開くための古代から伝わる条件と順序となります。この法則は絶対的なものであり、ビジネスにおいては会社を動かしている社長の運勢が、会社の経営を左右する事を示しております。この事実は、私自身もご契約者様を通じて、その重要性を痛感しております。
今回の日本マクドナルドの”売上V字回復”は風水だけではなく、人による影響だと言えます。その立役者が、サラ・カサノバ(Sarah L. Casanova)氏です。ご覧ください。
カナダの実業家で、日本マクドナルドホールディングス株式会社代表取締役社長兼CEOを経て、同社代表取締役会長、日本マクドナルド株式会社会長になった方です。そして、どん底の日本マクドナルドを救済した救世主でもあります。その敏腕女性社長の運勢を分析していきます。
四柱推命には、数多くの理論と流派が存在しております。その為、ここでは当事務所の判断を基に解説を行っております事をご了承下さい。世界一、難解な占術ですので、何となく説明をご覧ください。
画像:サラ・カサノバ元CEOの命式
- 四柱推命の必須情報
- 生年月日は1965年4月6日生(時間は不明)
- 庚庚の戦格の相あり、競争社会
- 庚乙の友情の財あり、ビジネス向き&ライバル不在
- 月柱に魅罡あり、強い人格者
- 年柱に正財あり、ビジネス運の吉
- 見強の庚金で、男性的な女性でタフ!!
画像:サラ・カサノバ元CEOの運勢表
- 48歳の2013年8月27日、原田泳幸氏の後任として、日本マクドナルド株式会社代表取締役社長兼CEOに就任。日本人以外の初の社長就任
- 49歳の2014年3月25日、日本マクドナルドホールディングス株式会社代表取締役社長兼CEOに就任。鶏肉偽装問題に取り組む。
- 51歳の2016年、2年で改革を成功させて黒字化に成功。
- 54歳の2019年3月27日、日本マクドナルド代表取締役会長に就任
- 59歳の2024年3月19日、同月26日開催予定の日本マクドナルドホールディングス定時株主総会にて同社会長職並びに日本マクドナルドの会長職を退任することを発表。以降は母国のカナダに帰国し、家族と暮らす予定。
画像:サラ・カサノバ元CEOの年運の表
運勢が示す財のサポートの暗示通り、彼女は2年で日本マクドナルドをV字復活させることに成功しました。 人が純粋に”時間の影響”を受ける事は古来より知られており、その技術は現代においても活用されております。そして興味深い事実はこちらです。新宿アイランドタワーの38階から40階に、日本マクドナルドの会社がある事です。
画像:新宿アイランドタワーの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
今回のテーマは”地磁気の影響が風水運気であるかどうか?”です。もし地層特有の地磁気が運気の源だと仮定した場合、 新宿アイランドタワーの室内において”1階から40階まで地磁気の影響が平等に安定供給”される必要があります。サラ・カサノバ(Sarah L. Casanova)氏はおそらく、40階の高層階に滞在していたと考察されます。地上からは非常に遠いですね。
この仮説は明らかに、無理がある事がお分かり頂けますでしょうか。私自身も、長年この風水の仕事をしたお陰で疑問に至った内容をメインに、ご紹介をさせて頂きました。次からは、解明への探求に入っていきます。
画像:宇宙のイメージ
風水運気の原理と仮説と矛盾
いよいよ本題に入りたいと思います。
2014年に当事務所が最初に描いた風水の運気の源とは、”時間を生み出している天体の動きによる影響ではないか?”と、仮説を立てました。その内容はSNSにて公表し、説明と仮説の背景をご紹介しました。ですがその公表から10年が経ち、その理論が”当てはまらない”ことがわかってきました。当時公表した内容を踏まえまして、その内容と矛盾の解説にお付き合いいただければと思います。
画像:太陽系のイメージ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
天体の動き=惑星間の引力=風水の運気の源
人は脳に支配されている
- 脳とはいったい何か。答えは、タンパク質や脂質等で構成されている。
- 人は神経細胞の塊。シナプスといった電気エネルギーの経路や電気活動である。
- 脳波の存在は、なぜ脳波が人により異なるのか。それが性格や人格の形成の元ではないか。
- 脳の判断が、人生の成功のカギになる。
画像:人の脳波のイメージ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
画像:DNAの二重らせん構造の図(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
運命が決まる仕組みの仮説 | ハード(PC本体)は体の組織=遺伝子で決定される事が判明しております ソフトウェアは脳波=生まれた時の大気中の”何か” アップデートが運勢=太陽系の動きによる”何か”のやりとりの影響 |
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磁気嵐による地磁気の影響
磁気嵐(じきあらし)とは、地球の地磁気が通常の安定した状態から乱れが生じる現象の事です。一般的に、全世界の中緯度・低緯度の地磁気が減少する現象のことを示します。そして地磁気が数時間から1日程度かけて減少し、数日かけてまた戻る現象です。
画像:磁気嵐と地球のイメージ画像(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
上の図は「太陽風と地球磁気圏との相互作用」をあらわしたモノで、地球にある磁気の力は一定ではなく、常に変化している事を示しています。つまり、地球上の磁性は一定ではないという事なのです(以下、磁性や電荷などの影響を全て統一して、”電気的な力”として記載させて頂きます)。
画像:水素と電子の関係を示した図
厳密には違うのかもしれませんが、電子の数で元素が決定されている事は確かです。その元素の塊で組織されている人もまた、電気的な力の塊です。そうなると、電気的な力の影響が人に大きな影響を与える事は、容易に想像できます。つまり、 磁気嵐によって変化する電気的な力こそが風水の運気の正体ではないかと。その運気の流れを見る学問が、風水となったのではないかと、仮説を立てました。
画像:風水羅盤
風水運気と磁石と仮説
- 運気は、磁石に関与する電気的な力。
- 運気は、人の脳波に影響もしくは干渉することができる電気的な力。
- 運気は玄関から入るので、玄関の磁石方位で運気が決まる。
画像:風水羅盤を玄関扉に押し当てて角度を調査している筆者の写真
運気が電気的な力と仮定した場合、建物で作られる目に見えない運気は、入口(玄関)に入る時に、その電気的な力の影響を受ける。つまり、”入口(玄関)の扉周辺の地磁気の影響によって、最終的に目に見えない運気は決定する”理論が提唱される別流派もあります。そのため、風水の他流派の中には、写真のように玄関扉に風水羅盤を当てて角度を計測する方もおられます(当事務所は不採用)。
画像:固有振動によってできた紋様(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
音と人への影響
電気的な力に関するもう一つ、有名で面白い話があります。
故ハンス・ジェニー(Hans Jenny)博士は、スイスの医師、物理学者であり、「音にはその音特有の形を作り出す性質がある」と提唱し、粉末や液体に音(振動)を与えると、音が固有の振動により可視化できること発表しました。この現象を「サイマティクス」と呼びます。
全ての物質は粒子であり、その粒子には固有の振動があります。その固有振動を倍数にする事で、「音(周波数)」となります。故に、全ての物質はは「音(周波数)」で表現することができる理論です。
画像:砂が弓の弦の音によって形を作る様子(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
これに続き、故ピーター・ガイ・マナーズ博士はこの固有振動を発展させて、人間の組織ごとの固有振動を研究しました。それにより、人間の臓器(細胞)が健康時に見られる音(振動)を解明し、その健康を示す固有振動(音)を不健康な臓器に振動させる事で、本来あるべき状態に戻ることを発見しました。
この実験の真意については深堀は避けさせて頂きますが、この実験結果は、風水を学ぶものにとっては非常に興味深いものでした。風水で有名な「五行理論」はその教えが書物に書かれているだけですが、今回の実験は、目で見える形で”目に見えない音や振動”が形となることを教えてくれております。重要な2つの事です。
- 形とは音(振動)の最終形態である
- 形を作る音(振動)は固有振動によって決まる
この発見は非常に素晴らしいものです!
画像:五行理論の図
五行が持つの音律の意味 | 木の五行は3E 火の五行は5G 土の五行は1C 金の五行は2D 水の五行は6A |
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五行が持つ形の意味 | 木の五行は長方形 火の五行は三角形 土の五行は正方形 金の五行は丸形 水の五行は不定形 |
運気と電気的な力との矛盾の発生
- 運気が電気的な力だと、説明できない事が多い
ビジネス運の金運強化には、窓の大きさは関係が無い
画像:浦和駅の周辺にある伊勢丹と元大丸浦和店の上空写真
- 運気を強めたい場合、大きな窓を採用して”気を多く取り込む”事で、運気アップが出来る。
画像:伊勢丹浦和店と元大丸浦和店の窓の比較の写真
画像:私の地元のイオンモールの写真
画像:物が多い空間のイメージ
整理整頓や物量と風水運気は関係が無い
- 空間(室内)に物が多いと、運気が下がる
ここで疑問が発生します。普段の生活において観察される現象と、この物が多いと気の流れが悪くなる考えは明らかにおかしいのです。そこでここでは、” とある有名なお店”を観察してみたいと思います。それが総合ディスカウントストアの雄のドン・キホーテさんです。誰もが知る有名な空間づくりが印象的な店舗展開を実施されておりらます。
画像:ドン・キホーテの陳列の写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
圧縮陳列(あっしゅくちんれつ)とは、ドン・キホーテが生み出した天井まで商品を積み上げて、売場を徹底的に満たす事で無秩序空間となる商品ジャングルの迷路を演出する販促手法です。買い物の楽しさ・面白さを購買客に煽り、訴えかける独自の商品ディスプレイ。
空間には非常に多くのものが陳列されており、床から天井までぎっしり商品が並んでおります。もし物が運気を妨げる、もしくは運気を停滞させる要因であれば、ドン・キホーテさんの店舗の気の流れは悪いことになり、運気が弱い(金運が弱い)状況に陥るはずです。しかし、ドン・キホーテさんの業績は非常に高いです。
- 売上高:7530億3500万円(2023年6月期)
整理整頓や物を少なくすることが、運気アップの秘訣になると言う考え方は合致しません。
純粋に”運気と呼ばれるモノは何か”をテーマに考察を行った場合、これら3つの事例が教えてくれている事は、以下の重要なポイントです。
- 大きな窓と運気との間には関係がない。
- 壁だらけでも気は流れ、運気の影響は受けられる。
- 物が多くても気は影響を受けず、運気は平等に流れる
画像:電荷のイメージ
電気的な力を持つものは、物体を通れないクーロンの法則
- 電磁気力
- 電荷
- クローンの法則
電磁気力は、電力や磁力のことです。全ての電化製品を動かすときに使用される電気的な力です。そして、物を触るときにも電磁気力が働いています。私たちの体や地球上の物質は量子(原子)の塊です。そして量子(原子)の原子核の周りを電子が回っています。私たちが何かを触るとき、マイナスの電荷をもつ電子同士が反発することで、触れる感覚が出来るのです(実際には手と物質の間にわずかな距離があるそうです)。
画像:原子と電子のイメージ
電荷とは帯電している電気の量のことです。陽子より電子が多いと-に傾き、陽子より電子が少ないと+に傾きます。
画像:電荷のプラスとマイナスのイメージ図
3.クーロンの法則とは
クーロンの法則とは、帯電した物体同士が近づくと、同じ極性の静電気は反発し合い、違う極性の静電気は引き付け合うというような力が働く、電磁気学の基本法則です。クーロン力は、2つの電荷が同極性の場合は反発力、違う極性は吸引力となり引き合います。
画像:2つの電荷が同極性の場合は反発力、違う極性は吸引力となり引き合う様子
時間の影響のみである3つの条件
- いかなる環境でも、空間を占める質は安定である事
- 物体に干渉及び、影響を受けない事
- Wifiや電磁波などの影響による状態変化を受けない事
- 海の上で生まれた場合
- 飛行機の機内で生まれた場合
- 超高層ビルの高層階で生まれた場合
- 家電製品に囲まれて生まれた場合
- 物が非常に多い空間で生まれた場合
全く同じ誕生日(生年月日と時間)でも、生まれた空間の”質”が一定ではないため、運勢に影響する力が変わる事を意味するのです。つまり、時間ではなく、生まれた空間の”質”によって運勢が決まる事を意味するのです。運命学の根本原理が崩れてしまうのです。今までご紹介してきました事例とも合致しません。
電気的な力は脳に直接届くので、時間は関係なく人工的に脳波に影響がでる。 | これでは運勢が変化してしまう可能性があります。 |
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電気的な力は電荷などの影響により不安定で、空間の質を一定に保てない。 | これでは、純粋な時間は関係ない。 |
電気的な力は物質に干渉されるので、空間を自由に行き来できない。 | これは問題外です。 |
画像:宇宙のイメージ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
時間を生み出す重力と質量について考える
私は風水の”運気”と呼ばれる存在は、羅盤の方位磁石に反応する”電気的な力”であると、当初は安易に推測しました。しかし量子力学の基本である”観察”から、その安易な推測は間違っていたと判明しました。そのため、再度考え方を見直すことにしました。
画像:運気と時間の共通原理の図
- すべての共通原理は時間
- 時間を生み出している要因とは何か?
そこで”時間”とは何かと考えた場合、中華超心理学の時間の概念はこのようになります。
- 太陽の動きによる時間=太陽時
地球の自転による地域・場所ごとの時刻を、共通原理の”時間”の概念になります。これは天体同士の重力・質量の存在による影響です。しかし、純粋な重力の影響は非常に奥が深く、アインシュタイン先生が唱えた相対性理論・電磁気学などの複雑な理論が絡んでおります。また時空を静的or動的に捉えるかどうかによる違いの議論があり、専門家でない私の及ばない高位な智慧に至ります。
画像:アインシュタイン方程式の図(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
そこで今回は風水の”運気と呼んでいるモノは何か”をメインとして考えた場合、私は純粋に重力を発生させている”質量”がカギを握ると考えました。本稿は”質量”について考察を交えながら、話を進めてまいります。
質量の正体とは
まず、質量を構成しているモノについてご紹介します。物質を構成している基本単位は原子です。その原子は”原子核(中性子+陽子)と電子”によって出来ています。そして重要なのは「 原子の質量=陽子+中性子の質量」の公式が成立する事です。つまり” 質量の正体とは陽子と中性子の質量”である事です。
画像:原子の陽子と中性子の関係の図
その質量の元となる「陽子や中性子」をさらに細分化すると、前にご紹介しました素粒子の存在が関与してきます。1964年に物理学者であるマレー・ゲルマン博士によって発見された素粒子”クォーク”の存在です。詳しくご紹介していきます。
画像:陽子と中性子のクォークとの関係の図
陽子の構成 | アップクォークが2つ、ダウンクォークが1つで出来たモノ |
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中性子の構成 | アップクォークが1つ、ダウンクォークが2つで出来たモノ |
この陽子と中性子の構成の実態は世紀の大発見であり、このクォークの存在により、”質量の正体”の謎が解明される事になりました。
質量を作り出している力
”質量を作り出す力”の話を進める前に、3つの重要な話が必要になります。
- 新たな問題
- 新たな力の存在
- エネルギーは質量
1.新たな問題
原子核の中にある陽子と中性子の内、陽子は+の力です。つまり、磁石のS極同士が反発するように、電磁気力の影響で 陽子同士で反発して原子核は壊れるはずです。しかし、陽子同士は原子核の中で仲良く存在している事が確認されております。これは謎でした。
2.新たな力の存在
画像:強い力の影響を示した図
長年の謎であった陽子同士が仲良く、くっつく原因が解明されました。それが” 強い力”と呼ばれる力の発見です。この”強い力”によって、陽子や中性子が結び付けられている事が判明したのです。この事実は非常に重要になってきます。
3.エネルギーは質量
「原子の質量=陽子+中性子の質量」の公式が成立します。そして陽子や中性子はクォークがくっついて出来ている事が分かっております。つまり、このクォークの総質量が原子の質量になるはずです。ですが実際は、そうではありませんでした。面白い事実が判明したのです。
画像:クォークと質量の関係の図
クォーク自体の質量はなんと”陽子の質量の300分の1”だったのです。これは大きな疑問となりました。陽子は3つのクォークで出来ていることは明白な事実です。その3つのクォークを足しても、陽子のたった300分の1しか質量を持っていなかったのです。計算上、質量は300−3=297が足りません。その原因が、強い力の解明により解決される事になります。
ここで重要な公式が必要になります。アインシュタイン先生が発表された「質量とエネルギーの等価性」の発表です。
画像:アインシュタイン先生(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
E=mc² | Eとはエネルギーの事 mとは質量の事 cとは光速(定数299792458 m/s) エネルギーは純粋に質量に比例する エネルギーは質量であり、質量はエネルギーである |
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原子核を構成する陽子と中性子は、強い力によって結びつけられることが判明しております。そして、” 強い力とはエネルギーのこと”です。原子核が原子核でいられるのは、強い力=エネルギーが働いているからです。そして興味深いのは、エネルギーは質量に変換される事です。つまり、 原子核の質量の元はこの”強い力”だと分かったのです。
画像:強い力が質量に変化するイメージ図
この発見は非常に面白い事がお分かり頂けますでしょうか。エネルギーは質量に変換される。原子の質量の99%は、強い力=エネルギーが質量に変換されたものです。つまり、エネルギーはクォークの質量を100倍にしている。重力の元となる質量の元は、99%がエネルギーの影響であることが判明しました。
私たちが質量と呼んでいるモノの正体は、99%がエネルギーの影響である事は面白い事実ですよね。物・素粒子(クォーク)自体の重さはたったの1%しかない事実は、量子力学を知らない方に説明しても、誰も信じてくれないでしょうね。
素粒子には元々、質量自体が無かった説が有力とされております事を追加させて頂きます。
他に質量に影響を与える力
今まで”強い力”についてご紹介しました。しかし、この宇宙で働く力は”強い力”の一つだけではありません。宇宙で働く力は全部で4つ確認されております。以下にその4つの力をご紹介します。
- 重力
- 電磁気力(フォトン光子)
- 弱い力(Wボソン)
- 強い力(グルーオン)
1.重力とは
”ニュートンの万有引力の法則”で有名な、全ての物体は「引力」で互いに引き合う事です。地球上の物体には地球の引力が働きます。一方で回転する物体には、回転軸と逆方向に遠心力が働きます。地球上の物体には、地球の自転による遠心力も働いています。この地球の引力と遠心力の合力が重力の正体です。
出典:国土地理院
上記の内容通り、重力には2つの力がある事が分かります。それが、以下の2つです。
①重力質量 | 地球の引力によって働く力です。これは物体の質量が多い程、値が大きくなる力です。人間の体重が分かりやすい例です。つまり、質量が大きい程に強く働く事になります。この現象を重量質量と呼びます。 画像:質量重力のイメージ |
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②慣性質量 | 動きに関与する力です。言い換えると動き難さを示す力です。これは物体の質量が多い程に動き難く、物体の質量が小さい程に動き易い事になります。この現象を慣性質量と呼びます。 画像:慣性重力のイメージ図 |
重力は非常に楽しい分野で、この2つの質量の法則は正反対に比例します。有名な実験は、ガリレオのピサの斜塔での実験がありますね。
- 重たいモノと軽いモノを同時に落とすと、どちらが先に落ちるか?
結果は同時に落ちる。その理由は上記の2つの力が働くからです。
2.電磁気力(フォトン光子)とは
皆さんがよく知る電気的な力の事で、 電気の力と磁気の力を総称したものです。電化製品を動かすときにも使用される電流の仕組みが、この電磁力の分野です。以前にご紹介した”物体を触るときにも作用”する理由が、この電磁気力の影響です。物体は素粒子であり、素粒子(原子)には「電子(マイナスの電荷)」が周辺に存在しております。つまり物体は全てマイナスの電荷をもっており、電子同士が反発する事で物体に触れる現象が起こるのです。
画像:マイナス電荷同士の反発のイメージ図
この現象は、テーマでもある”風水の運気とは何か”を解明する際に有用な情報となりますので、覚えておいて下さい。
3.弱い力(Wボソン)とは
素粒子(クォーク)の種類を変える力のことです。
- ダウンウォークをアップウォークに変化させる
- アップウォークをダンクウォークに変化させる
画像:クォークが弱い力により変化するイメージ
この弱い力により”中性子を陽子に変化”して、”陽子を中性子に変化”させることが出来ます。この弱い力は非常に大切で、この変化によりエネルギーが放出される現象が起きます。身近な現象では、太陽がこの弱い力により、素粒子が変化する際に出来るエネルギーを放出することで、太陽光を放出し続ける事が出来ているのです。
4.強い力(グルーオン)とは
先にご紹介した通り、強い力とは陽子と中性子を結びつける強いエネルギーの事です。これにより、原子核は壊れることなく、反発するクォーク同士をつなぎとめる事ができているのです。
質量の元となった強い力(グルーオン)はどのようにして発生したのか?
私は、運気とは絶対的な時間の影響による”何か”であると推測しております。それは、太陽系における”重力と質量の密接な関係”による影響であり、時間と共に変化する”何か”であると結論付けております。そこで量子力学の分野で判明したのは、重大なこの事実でした。
- 質量の99%は強い力(グルーオン)によるモノ
中華超心理学の時間の定義は、太陽の動きによる変化の影響を示します。それは重力による影響であり、重力は質量による影響でもあります。つまり、強い力(グルーオン)の成り立ちを調べていけば、ヒントがあるはずです。強い力の発生について、時系列にてご紹介します。
画像:ピーター・ウェア・ヒッグスの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
1.ヒッグス場の発見
理論上、素粒子には元々質量が無かったと結論付けされております。しかし現実は、素粒子には質量がある事が確認されております。その理由は何故か?長年、疑問とされておりました。
ですがイギリスの理論物理学者であるエディンバラ大学名誉教授のピーター・ウェア・ヒッグス(1929年5月29日 - 2024年4月8日)は、1964年にヒッグス機構を発表し、2013年ノーベル物理学賞を受賞しました。素粒子が質量を持つようになった原理を解明したのです。
- ヒッグス機構とは、ゲージ対称性の自発的破れとゲージ粒子の質量獲得に関する理論
画像:ヒッグス場のイメージ図
意味が分かりませんよね。私なりの解釈を通じて簡単にご紹介します。宇宙空間に”ヒッグス場”と呼ばれる空間があり、その空間では素粒子が質量を持つ事が出来るようになる原理です。しかし、これだけでは質量を持つ理由が不完全でした。
2.ヒッグス粒子の発見
ヒッグス機構の成立には、スカラー粒子(スピンがゼロのボース粒子の事)が必要でした。理由はこの作用が期待された為です。
- スカラー粒子(ヒッグス粒子)は素粒子に質量を与える重要な役割をもつ粒子の為
画像:ヒッグス場とヒッグス粒子の関係
ですがこのスカラー粒子が、架空の存在となっていたのです。しかし長年の実験により、2011年に”ヒッグス粒子が垣間見られた”と発表されたのです。その後さらに研究が進み、スカラー粒子は”ヒッグス粒子”と名付けられて存在が確認されたのです。これにより、素粒子に質量が与えられる原理が解明されたのです。
3.【追加知識】光子は粒子であり波でもある発見
少し時代を遡りますが、フランスの理論物理学者である第7代ブロイ公爵ルイ=ヴィクトル・ピエール・レーモン(1892年8月15日、1987年3月19日)は、ド・ブロイ波(物質波)を提唱しました。簡単にご紹介します。
画像:第7代ブロイ公爵ルイ=ヴィクトル・ピエール・レーモン(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
- 光子及び他の粒子は、粒子と波(波長)の二面性の性質を持つ
- 光子以外の粒子(電子や陽子、中性子など)も、光速で運動しているときは波としての性質となる
1929年には、「電子の波動性の発見」によってノーベル物理学賞を受賞しました。
4.粒子のスピンと反粒子の存在と陰陽の思想
イギリスのブリストル生まれの理論物理学者であるポール・エイドリアン・モーリス・ディラック(1902年8月8日、1984年10月20日)は、量子力学及び量子電磁気学の分野で多くの貢献を行い、 有名な”ディラック方程式”を考案しました。電子の”負のエネルギー(通常のエネルギーとは逆の負の符号を持つ仮説上のエネルギー)”状態を、”ディラックの海”と呼ばれる解釈を提案して説明を行いました。その他にも、”粒子の2種類のスピン”も発見しております。簡単にご紹介します。
画像:ポール・エイドリアン・モーリス・ディラックの写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
- 粒子はスピン(自転らしき動き)をしており、進行方向に対して右か左周りの2種類を有している
- 粒子の質量・寿命・電荷などの絶対値は等しいが、電荷など符号を持つものは逆符号である粒子、すなわち反粒子の存在が予言される
画像:粒子のスピンと反粒子が誕生するイメージ図
この”ディラックの海”の思想は1932年、アンダーソンによって「電子の反粒子である陽電子」が実験的に発見され、反粒子の存在が実証され正しい事が証明されました。そして1933年にエルヴィン・シュレーディンガーと共に、ノーベル物理学賞を受賞しました。
画像:陰陽マークと反粒子との関係のイメージ
近年になってようやく判明した”粒子と反粒子の対極するモノが同じ質量で同時に誕生する事”が何故か、数千年前に誕生した陰陽の教えでは当然の様に理論化されていた。この事実に感銘を受けたのが、何度もご紹介しております量子力学の祖である「ニールス・ボーア先生」です。
画像:ニールス・ボーア先生と紋章
ニールス・ボーア先生は晩年、”量子物理学と東洋哲学には類似性がある”と考え、中華超心理学の最高峰である「易経」を研究。そして次の言葉を残されました。「原子物理学論との類似性を認識するためには、われわれはブッダや老子といった思索家がかつて直面した認識上の問題にたち帰り、大いなる存在のドラマのなかで、観客でもあり演技者でもある我々の位置を調和あるものとするように努めねばならない。」と。
- 風水を肯定する人は粒子
- 風水を否定する人は反粒子
人は素粒子の塊で出来ております。つまりディラック方程式によると、自分が誕生した瞬間に真逆の性質も同じく誕生する。なので、自分の意見とと正反対の意見も必ず発生する。この宇宙は必ず、対立するように出来ている。この反粒子による絶対法則を受け入れることが出来れば、悩みごとが無くなりますね。私はこの反粒子の絶対法則によって、精神的に助られてきました。この法則は非常に重要で、素粒子の世界では絶対なんです。
5.マイスナー効果(反磁性)
マイスナー効果とは、超伝導体中に磁場がはいらない性質の事。別名:完全反磁性とも呼ばれます。超伝導体はマイスナー効果により、超伝導体に磁石を近づけると、磁石から発生する磁場を内部に入れないように反発する現象が確認されます。磁場を内部から完全に排除しようとする超伝導体を第一種超伝導体と呼び、マイスナー効果のみを示してピン止め効果を発生させる超伝導体を第二種超伝導体と呼ぶ。実用例として、リニア中央新幹線で使用されてる、身近な力です。
画像:マイスナー効果の図(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
この効果が、強い力(グルーオン)に関与していると提唱された有名な先生がおられます。
6.質量の発生と強い力(グルーオン)
最後に重要な人物としてご紹介しますのが、日系アメリカ人の理論物理学者の南部陽一郎先生(1921年1月18日、2015年7月5日)です。2008年にノーベル物理学賞を受賞した事でも日本で有名な博士です。
画像:南部陽一郎先生の写真(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
南部博士は”自発的対称性の破れ”を発見し、「ある対称性をもった系」がエネルギー的に安定な真空に落ち着くことで、「より低い対称性の系」へと移る現象やその過程を提唱されました。非常に解釈が難しい内容が多い為、簡単に私の解釈に基づいてご紹介します。
- 宇宙が誕生した直後、素粒子は光速で自由に動きまわっている
- それは対称性(左右上下に対称)の状態である
- 突然、宇宙が冷却されて真空の対称性が自発的に破れた
- マイスナー効果により、超伝導体の中で質量が発生する要因になった
- 真空に阻害物が誕生し、素粒子が光速で動けなくなり質量に変化した
画像:光の速度が超伝導体の影響を受けて速度が落ちるイメージ図
重要なポイントは、光の光速が障害の影響でスピードが落ちる事です。この仮説により、前にご紹介した”アインシュタイン先生”が発表された「質量とエネルギーの等価性」の公式が活用されます。
- E=mc²
- 光速はエネルギーであり、光速エネルギーは質量である
光速が落ちた分がエネルギーに変換される事を意味します。これにより光速の落ちた分のエネルギーが、陽子や中性子に蓄えられて質量になったと考えられるのです。これが強い力(グルーオン)の正体です。
質量を構成している99%を占める”強い力(グルーオン)”の正体は「光の光速エネルギーが質量に変化したモノ」である事が判明しました。
風水理論における運気と質量の関係
話を進める前に、重要な追加知識があります。
- 素粒子は突然、生まれたり消えたりする
不確定性原理と呼ばれる現象が知られています。空間に突然、素粒子は目に見えない速さで生まれたり消えたりしていることが判明しております。つまり素粒子は本来、質量をもったモノとして恒久的に存在していないのです。この原理には、”質量とエネルギーの等価性”と素粒子が持つスピンが関係しています。
画像:素粒子の不確定原理とスピンの関係
宇宙には光のエネルギーしか存在していなかった
素粒子がなぜか、エネルギーに還元されなくなった
素粒子の抵抗により強い力が発生する環境が出来た
その結果、原子が誕生する事になった
質量の成り立ち=重量の成り立ち
運命学的に、
物体に影響する運とよばれる何かも誕生した
ニュートリノの存在
梶田教授が発表された「ニュートリノの研究結果」です。
注目は「ニュートリノ自体」は磁場の影響を受けず、地球に到着する途中で『宇宙線の影響で東西の量の差が観察できる』事です。風水の教えでは、『天の力』として表現される内容があります。目に見えなくとも、宇宙から実際に何かしらの「エネルギー」が降り注いでいる事を科学的に教えてくれています。私が知る限りの風水技法(理気)では、純粋に地磁気により、「運気の影響」の計算をしていきます。
埋立地と風水の影響
東京の港区辺りは、江戸時代に「埋立てられた土地」です。つまり、地層は存在しません。特に世界的に有名な『東京ディズニーランド』は完全な「埋立地」であり、本国からの地盤(地龍)が続いておりません。
①ニュートリノは、「粒子」であると同時に「波」としての性質を持つ。
②それぞれ異なる質量を持つニュートリノ1、ニュートリノ2
ニュートリノ3はそれぞれ異なる振動数を持つ「波」として空間を伝播する。
③「ニュートリノ振動」と呼ばれる現象が起こり、『何か』に反応する。
「ニュートリノ」を計測する為の貯水装置(純水)です。以下、抜粋。
・ニュートリノは宇宙で最も豊富な素粒子の一つ。
・身の回りを光速で飛び交る。
・何でも(人間の体を1秒間に約1兆個も)突き抜ける。
・ニュートリノは他の物質とほとんど反応しない。
・宇宙からは大量のニュートリノが降り注いでいるために、まれに物質と反応することがある
スーパーカミオカンデは大きな水槽で「ニュートリノ」をとらえる実験をしています。「ニュートリノ」を計測する為には、大量の水を必要とします=「ニュートリノ」は水分子にぶつかり反応する事も示しています。
風水と水
風水では「水」を大いに活用します。有名な「噴水ショー」が行われているラスベガスの「ベラージオ」です
風水運気とエネルギーの関係
風水の運気はダークマター(ニュートリノ等)であると私は現在、推測しております。