IFSA国際風水協会の盧恆立による風水命理訓練課程上級風水師訓練課程修了者の証書の画像
 
 
 
 
 
 
 
九星占いで、個人の運勢を判断して家相との相性を見る。
 

九星気学と風水の違い

 
東洋占術として知られる”九星気学”は、日本では絶大な人気を誇る開運学の一つです。さらに「 九星気学を風水として勘違い」しておられる方がおられる程に、日本では広まっております。
 
九星気学の知識の原点は、風水にある事が判明してります。日本独自で誕生した開運学であり、興味深い智慧である事は確かです。しかし、正統派の伝統風水の智慧と同じであるかどうかは別の話です。『一白水星』『二黒土星』『三壁木星』で有名な九星気学占い。東洋占術として有名な日本独自の占術と家相を融合した開運学との違いを確認します。
 
 
 
風水師:辻雅也
1979年生まれ。
2002年関西大学工学部卒。
Masaya風水事務所を立ち上げ後、企業・病院から一般の自宅まで、多岐にわたる風水鑑定を手掛ける。
Masaya風水事務所のロゴマーク
 
 

 
 
 

九星気学の考え

 
九星気学の特徴は「生まれた年の九星と家の九星の相性」から、吉凶禍福を判断する事にあります。簡単に、その例題を紹介させて頂きます、
 

  1. 「一白水星」の方を例題に取ると『家相』の観点からみると、『一白』とは『北』を示し、北の方位が非常に重要なポイントになります。そこに「トイレ」や「欠け」があると、トラブルの影響を受け易くなります。
  2. 「二白土星」の方は『南西』の方位が重要になり、南西に「トイレ」「欠け」等があると凶となります。
  3. 「三壁木星」の方は『東』の方位が差大切な方角となり、東に「トイレ」「欠け」等があると凶となります。

 
このように、生まれた年と家相の方角の相性が吉凶判断の基準となります。詳しくは家の構造ごとに”九星の相性”に9つに分かれ、家自体の吉凶禍福と合わせることで、運気アップを目指す学問です。
 
 
 

伝統風水の考え

 
では、伝統風水の鑑定ではどのように判断するのでしょうか。
判断の際には異なる知識を用いております。風水師・鑑定士は基本的に、古代中国の西暦900年前後に誕生した、『四柱推命』と呼ばれる「生年月日+生まれた時間」を元にした学問を基本的に採用しております。また、生まれた年のみで個人の質を判断する際は、『命卦』と呼ばれる風水独特の理論を使用します。その為、個人毎による建物の相性についてよくご質問を頂くのですが、風水デザインの観点では純粋に、土地・建物のデザイン・運気が良いかどうかで判断を行います。建物も同様に、個人の相性に合わせてではなく、純粋の土地と時間の影響を加味したうえで間取りをデザインしていく事になります。
 
 
 

 
 
風水の具体的な参考例です
 
 
 
 
 

気学と風水流派

 
日本の占術家の方には、『九星気学風水』として表現される方がおられます。本場中国の風水知識からみても、残念ながら『九星気学』と『伝統風水』は、まったく別の学問であることが分かります。
 
類似点としては『洛書数』と呼ばれる「1~9」の数字を用いて運気を読み解くことになります。しかしその内容は、大きく異なるモノです。その為、『伝統風水』の観点より当事務所では一切の採用を行っておりません。