時の怖さ
風水と時間変化
とあるコンビニ店の影響
1996年にオープンしたとあるコンビニ店。
目の前の道路も広く、駐車場も相当広く取ってあり、しかも角地!!商売を行うには良い条件を兼ね備えていました。しかし残念ながら、このコンビニ店は15年もたずに閉店という結末を迎えてしまいました。
なぜ、閉店に至ったのか?
この原因を、玄空飛星風水の理論と共にご紹介していきたいと思います。テーマは『金運は時間と共に変化する』です。
環境の問題点
このコンビニ店の問題が、道路側(目の前)にある植林です。
非常にエコなイメージで良いのですが、このコンビニ店の場合、そうではありませんでした。この植林は確実に金運を下げてしまいます。しかもこのコンビニ店よりも高い木です。これは、良くありませんでした。必要なケースもあるのですが、今回の運気のパターンでは全く逆効果でした。詳しくは述べませんが、せっかくの金運が死んでしまうのです。
オープン当初の予想
ココからは、私の玄空飛星風水による予想です(③の地図です)。
オープン当初はそれなりに売上はあったはずです。店舗正面に金運が巡っていました。しかも全体的に金運がうまく融合され易いパターンでしたので、環境と運気が合致していれば、このコンビニ店は繁上していたはずです。しかし、先程の様に正面には植林があり、これらが金運の影響を弱めてしまいます。しかし、それでも~2003年頃までは
「旺山旺向」
と呼ばれる状況です。理論的にはよい経営状態のはずなのですが。。。問題は、近くを流れる用水路です。店舗の背後を流れており、この影響を弱めています。せっかくの良い運気が壊れてしまいます。その為、売上だけはある程度を確保できていたと考えられます。
2004年~の変化
玄空飛星風水では運気は時間と共に変化する(④の地図です)。
その理論に基づき、今からの変化をご説明します。今までこのコンビニを牽引してきた金運が、2004年~死んでしまっています。どれどころか新たな金運が店舗の背後に回ってしまっています。これでは、ココの店長の金運・総合運が相当幸運で無ければ風水の影響に押し潰されてしまいます。簡単に述べるとこうなります。
金運が全て無くなった。。。
店舗のデザイン次第では何とかなったのかもしれませんが、今回のデザインでは完全に金運が死んでしまっていました。間取りと運気が完全にマッチしていません。店舗の正面と入り口に、金運が来ていません。唯一の救いは入り口だったのですが、目の前には大きな植林がその運気を塞いでいます。さらに、大きな鉄塔まで。。。しかも、中を覗く事は出来ませんでしたがおそらく『事務スペース』に、『レジの位置+店員の配置位置』も良くありません。閉店の一番の原因は売上でしょう。④の地図が示すように金運が全て引っこんでしまっていたからです。このコンビニ店の売上が確実に下がっていた事がこれで理論的に説明できるのです。これが閉店の第一の理由だと考えられます。
解決策
残念ながらこのコンビニ店において、玄空飛星風水の基本理論での売上上昇策は難しいというのが実情です。それは、無い金運を作りだす事は出来ないからです。マスメディア等で知られているような『これを置くだけで金運が急激に上がる!!』といった事は風水の考えには無いからです。風水の基本は、どこにどの様な運気が流れているかを調査し、その運気に合わせて調節をしていく事が基本だからです。
風水≠マジック
人間の病気と同じように直せる場合と治せない場合がある様に、活かせる運気とそうでない運気があるのです。ですから、風水=CURE(治療)として考えられているのです。
今回はこの誤解を解いて頂けると幸いです。