店舗運営と風水の悲劇
風水の影響
焼肉えびす砺波店の悲劇
2011年、非常に残念な出来事が発生してしまいました。焼肉チェーン店で有名な『焼肉えびす』の砺波店で食中毒事件が発生してしまい、死亡者を出してしまう大惨事が起きてしまいました。この事件は、マスコミ・ネット・TVなどでも大きく放映され、生肉の問題へと発展する程に至りました。もしこの事件が風水の影響を大きく受けている事が分かったとしたら、この痛ましい事件は事前にその影響を弱める事が出来たのかもしれません。風水はマジックではありません。風水の基本は、将来起こり得るリスク回避の為の学問である事をご紹介していきたいと思います。
環境の影響
風水と環境
玄空飛星風水では、運気は玄関では無く環境から生まれるというのが一般的な考えです。左の地図①は、焼肉えびす砺波店の地図です。
注意)風水を見る際は「上が南」「下が北」となります
入り口は北西にあり、窓は南東~南にあり、その他は壁でしっかりと塞がれています。日当たりのよい、間取りです。ここで確認されるのが、この店舗の運気が南側から生み出され事が確認される事です。そして、この店舗が2010年~営業を開始している事が確認されました。これらの情報を元に、運気の特定+影響を調査していく事が出来ます。ではご覧下さい。
店舗と運気の配置図
左下図②は、店舗と運気の配置を示した実際のモノです(パソコンでの処理が出来ず、直接取り込んでおります)。ここで確認されるのが、店舗の入り口に「不運」の存在。
この数字がある事が確認出来ると思われます。この数字の内、特に「2:病気」の影響が強く働いてしまいます。風水流派・スタイルに限らず、玄関は重要な位置を占める大切な場所です。この店舗の場合、その重要な玄関(入り口)に不運を示す運気が来てしまっています。これは店舗運営において、非常にリスクの高い状況を生み出す状態となっていたのです。しかし、風水を知らない方にとっては何の問題も感じられなかったでしょう。しかし、事件は発生してしまいました。ではその説明をしていきたいと思います。
目に見えない影響
玄空飛星風水の見解
まず、入り口には「病気」を示すモノが確認されます。『八卦でいう坤=土=胃・口』です。つまり、この時点でこの入り口は店舗全体に口~胃に関する病気・不運を与える状況を備えていました。この飲食店は、開店当初からすでに高いリスクを備えた状態だったのです。そして2011年にその影響が強く作用する年に入ってしまっていたのです(その部分に関しては難しい為、ここでは省略致します)。さらに、店舗と環境の相性です。この不運を強める環境が偶然にも整っております。店舗入り口前の道路は活発に車が往行しており、無条件でこの「病気運」を高めてしまいます(その他にも要因はありますが、省略致します)。つまり、今回の事件は風水的に起るべき状態で起きた事件と想定されるのです。風水を馬鹿にされる方もおられるでしょう。確かに目に見えるモノではありません。ですが、理論的に説明できる学問の形態として存在しているのも事実です。初めての方には少し難しい例だったかもしれませんが、これが玄空飛星風水のあらましです。今後同じ事件が発生しない事を心からお祈り申し上げます。
解決策
ではココで、簡単な解決策を講じたいと思います。それは五行理論に基づいた風水トリックです。「病気」を収めるには「○○(風水教室のお楽しみ)」を用いてその運気の影響を弱めてあげれば良かったのです。運気の特定され確実に出来ていれば、この問題は防げたかもしれません(一般的に述べられている様な玄関=金運なので、活動的な植物・水等を置くと、金運が強くなると知られていますが、この店舗ではさらに「病気」を強める状況になっていました)。非常に残念です。
左図③がの提案です。風水の基本は、建てる前の方が断然効果的です。間取り・デザインを決める際に使用するのが本来の姿です。ここでは、運気の入る方位を変える事が重要でした。まず窓を南では無く、西に多く配置します。さらに、その正面に駐車スペースもしくは空間を作り運気の流れを完全に変えます。ただそれだけです。それだけで今回の事件は防げたと思われます。風水はリスク回避を最重要課題としている事をご理解頂ければと思います。