２つのアイデアパワー

天使と悪魔

人の中には「天使と悪魔」がいると言われているように、自分の中にもう一人の自分がいると感じた事、ありませんか。そこで、面白く私なりの解釈で実証してみたいと思います。「火の鳥」を読んでいると、主人公やそのストーリーについての感情が無意識に出てくる事があるかもしれません。

• それを天使と呼びましょう。

ちなみに、主人公やストーリーの人物を

• 悪魔と呼びましょう。

天使は本のストーリーを読み進めていく内に、主人公の行動や物語りについての問題点や展開が見える様になっているのです。そして、その改善方法を感じとり、そして答えを知っているのです。実際に読み進めていくと、ご理解頂けます。逆に、悪魔の方は利己主義的にどんどん底なし沼にはまっていくのです。冷静に考えれば正しい答えが分かるにも関わらず、ただ流されるままに。彼らは無駄な事の為に、時間や思考を費やし、そして破壊へと向かっていくのです。これが２つのパワーなのです。相反する力。使用する思考の方向性によって、ストーリーが変わる。客観的な思考と主観的思考は、その違いなのです。

あなたは、「火の鳥」になりたいですか。それとも、物語りの主人公となりたいですか。

利己主義

企業テーマでも掲げられる、お客様第一主義。利己主義とは真逆の理論であり、誰もが知る正統論です。ですが皆さん、「火の鳥」の主人公になっていませんか。と言うよりも、それが世の中の流れです。自分が可愛くない人はいません。私もそうです。資本中心の仕事の中で、利己主義を捨てる事は無謀とも言える行為。ですがこれが、本当の悪魔を誕生させるエネルギー源となっているのです。簡単に述べるとこうなります。

• 恐怖と言う名のアイデアパワー

利益が無いと、生活が出来ない。贅沢な暮しが出来ない。もっといい生活をしたい。そして、他人を蹴落として出世したい。資本主義は、その願望を強化する学問なのです。その結果、国が発展できるのです。その恩賞として、次々にお金に対する執着を創造し、周りを見えなくし、そして利己主義に走らせる。そして、お金に対する依存が不安や恐怖を生みだすのです。

• この世の中は、対価交換の世界

つまり、何かを得るには何かが失われるのです。冷静に考えると、何となく分かっているのに出来ない。これが今回のトレーニングの目標なのです。冷静な判断ができる自分を知る事。次をご覧下さい。