
風水の正しい間取りタブーとは!!本場中国の流派を基に説明
- 北東は鬼門だから玄関は凶
- 南西は裏鬼門だからトイレは凶
- 個人ごとに良い方位は違う
- 九星気学に合わせて引越して吉
- 正中線・四隅線だからトイレ、キッチン、玄関はダメ
- 玄関にマットを置いて邪気を払い、右側に鏡を置くと金運UP
- 水晶を置くと、気が浄化される
風水の正しい間取りタブーの目次

風水の間取りタブー物件の実例


①内家巒頭=インテリア風水
目に見えるNGの間取りデザイン。
「見える風水の間取り内部のデザイン」理論の事を本場中国では「内家巒頭」と呼びます。この分野では内部構造から吉凶を判断を行います。今回は、これらの間取りタブーが確認されております。




②外家巒頭=土地環境
風水で、「目に見える外部環境のデザイン」理論の事を本場中国では「外家巒頭」と呼びます。この分野では純粋に土地環境から吉凶を判断を行います。今回は、これらのNGタブーが確認されております。



③理気=目に見えない運気
目に見えないタブーの間取り。
目に見えない風水理論の事を本場中国では「理気」と呼びます。この分野では、目に見えない運気の影響と間取りの相性で吉凶を判断します。これには少し、計算が必要です。

※地図上の東西南北は変更しております。
運気が入る方位:秘密の角度°
大空亡:無し
中線・亀甲空亡:無し
○座○向
卦は下元(衰期の運)
384爻:有り
天盤:陰回り
百二十龍分金:無し
黄泉八殺:○と○
この情報から、目に見えない運気を計算。今回は理気の『玄空飛星』の理論を使用します。

『8運の上山下水』と『三盤卦』
・不運と運気低迷の暗示
・人間関係の悪化と不安定の暗示
・相反する幸運の暗示
今回の計算では「不運」が理論的に導かれました。これは「目に見えない運気と環境」が悪く災いの暗示となるモノです。次に間取りと運気の相性です。

『玄関に不運』
・建物全体に不運が巡ると判断
『玄関に黄泉八殺』
・不運の強化とされ、災いの確率が高い

『主寝室に幸運なし』
・人間関係の問題と健康面の低迷
玄関風水の影響あり

風水と間取りの影響
- 若いご夫婦がこの新築の家を建てた事
- 入居の後、子供が生まれたが夫婦間の喧嘩が絶えず夫婦関係が破綻しおり
- 数年で離婚が成立
- 賃貸として登録するに至った事


風水と売上
目に見えないタブーデザインの採用
①理気=
目に見えない運気
この分野の建築風水のアドバイスでは、「目に見えない運気と間取り」の金運調節により強いビジネス運を作っていきます。しかし今回は、壁が立ちはだかりました。『フランチャイズ契約』。この規約により、風水的な店舗デザインへの手出しが一切できない状況でした。では、間取りと運気の相性を見てみます。

※詳細な地図の方位は変更しております。
運気が入る方位:秘密事項°
大空亡:なし
中線・亀甲空亡:中線あり
○座○向
卦は下元(吉運の採用)
384爻:有り
天盤:陽回り
百二十龍分金:無し
黄泉八殺:○と○
この情報から、目に見えない運気を計算。今回は理気の『玄空飛星』の理論を使用します。

『8運の双星会座』
・平均的な運気
『お客様入り口に不運』
・売り上げの問題
『従業員入口に不運』
・組織内部の問題や従業員トラブル
これは明らかに、ビジネスに関する問題の暗示です。「風水タブー」の典型的暗示となり、問題を誘発する間取りである事が簡易に判明し、その事をご契約者様にお伝えしておりました。


風水と従業員
②風水は
土地環境で70%決まる



『背山面水』
・運気の上昇と安定
今回選定した土地は正面が金運を生み出す特殊な風水条件が整っており、強いビジネス運を示す貴重な「風水宝地」の場所。ビジネスは土地で決まる「典型的な風水の実例」です。

『双星会座と山水形勢』
・金運と幸運の吉相性
建物背後には雄大な山脈と川が流れており、目に見えない「金運」と「幸運」の両方をサポートしており、しかも地形が綺麗であり、人の縁を上げてくれる良い吉相でした。
土地環境と目に見えない運気の相性
目に見えない運気の相性は、間取りだけではありません。土地のデザインと目に見えない相性でも、運気の吉凶は左右されます。


『城門訣の吉』
・金運の上昇
玄空飛星派で有名な、金運の有無を調べる為の計算式です。今回は、右上の交差点が「金運のたまり場」になると計算で出ており、金運の上昇につながります。

『三星排龍訣の吉』
・全体運の上昇
玄空学で有名な、運気の入口の吉凶を判断するための計算です。これは「24方位」から「交差点」の位置を特定し、運気の入口の吉凶を判断します。今回は『破軍:巳⇒禄存⇒巨門:卯』の吉となり、卯の方位から入る運気は強い気を生み出す要因となります。

『龍門八局水法』
・兌の座:幸運と不運の調整
三合派で有名な、「龍門八局水法」です。道の流れもまた吉凶を判断します。今回、「交差点:巳⇒丑」への道の流れが確認されます。これは「地門⇒天門」へと流れる最適な土地環境を示しておりました。

風水のタブーは間取りNGだけで決まらない



黄泉八殺の回避

張九儀が著した「地理鉛彈子」の詩訣に出てくる
・坎龍「辰」
・坤兎「卯」
・震猴「申」
・巽雞「酉」
・乾馬「午」
・兌蛇「巳」
・艮虎「虎」
・離豬「猪」
凶方位に間取りが合致しない事が重要

凶相の回避(家相)3つのポイント
①変形した間取りは凶になり易い


間取り(家相)の風水的な影響
②玄関の気は風水の倉庫


風水では「収気」と呼ばれ、大切な間取りの一つです。そして『気の倉庫』とも言える重要なポイント。その『玄関』の近くに「トイレ」と「鏡」は、タブーとなります。風水家相では『玄関』に良い気が巡る事がまず優先とされます。必要最低限「金運」が巡る事が条件となります。その際、せっかく巡ってきた良い気でも、「トイレ」が近くにある事で良い気も「トイレ」にすぐに巡って来てしまい、せっかくの良い気が死んでしまします。その為、「玄関」を離す必要性があります。
そして、鏡です。鏡は、運気を跳ね返す。。。のでしょうか。これは有名ですが、当事務所では「鏡は気を吸収・引き寄せる」と考えます。中国では外に八卦鏡をかけ、悪い運気を吸収or拡散して家に入らないようにする考えがあります。そのように考えると、玄関前にすぐに「鏡」があると気もすぐに鏡に吸収されてしまいます。これは良くない状況です。危険ですね。『玄関』とトイレは離した間取りがいい。玄関の真正面に鏡を置くと、運気が吸収される。
『玄関』と間取り風水の影響
そしてもう一つが、図のように『玄関』は張らせる事です。中国と日本で家相の考え方が大きく異なる部分があります。それは玄関の『張り』に対する考えです。『玄関を出窓のように張らせると良い=日本式』『玄関は、張らせない方が良い=中国式』。日本と本場中国ではこの様に大きく考えが異なります。
③収納には注意が必要


階段と物置・トイレ

間取りタブーの発見
①家の形の問題

②玄関の問題

③物置の問題


形は内家巒頭の風水間取り術を使う


間取りの風水タブー回避には

①タブー回避の最初の調査!

建物が建てられている環境の調査と建物の角度の計測。建物の角度を基準にして初めて、タブー回避のための運気の状態を確認する事が可能になります。
②次は「龍口」を探す!
「龍口」とは、運気が作られる方位の事です。私が知る限りの風水術では、この「龍口」が鍵となります。一般的な知識では『玄関』が風水の全てであり、『玄関』が運気を作り出す方位とされます。『玄関』が重要なのは間違いありません。しかし『玄関』が運気のプログラムを決定するのではなく、環境が運気を左右するポイントになります。風水は環境学です。では早速、「龍口」を探してみましょう。

③いよいよ運気を見つける作業です!


④運気と環境の相性を見る!!
⑤運気は時間と共に切り替わる


間取りのタブー回避のために



家相と風水間取りの違い

風水タブー・不運を回避した間取りを作る為に
- どのような土地に建てられた?
- いつ建てられた?
- 環境はどのような形?
- 見える景色は?


丸いデザイン
コの字型の間取り
この建物は『ザ・ペニンシュラ 香港』です。ミシュラン5つ星に選ばれるホテルで、大きな特徴としては家相では忌み嫌われる『コの字型』の間取りをしている事です。一般的には『欠け』と呼ばれる現象によって、気の流れが悪くなるとされます。しかし、別名『東洋の貴夫人』と呼ばれる程の繁栄を誇っています。『伝統風水』の家相の面からみると優れた様式が確認されます。家相では間取りを重視した考え方を持ち、風水では環境を重視します。鑑定の際には必ず土地環境、そして時間の影響を取り入れたデザインを採用する必要があります。今回の「コの字型」の間取りはリスクもありますが、上手く利用する事でその効果を良い方に発揮する事が出来ています。成功している良い例です。

デザインの問題
いびつなデザインは風水的に良い!?『いびつ』な建築は環境と運気を合わせる事で、その効果が発揮されると考えます。その為、間違った『いびつ』な建物は危険な気を生み出すとされ凶相となり、忌み嫌われ風水では危険とされる間取りとなります。こちらは「元新生銀行」のビルです。非常に不安定なデザインをしております。このデザインを象徴するかのように、「新生銀行」は経営不安定を示し、このビルを売却する事になりました(現在は建て壊されております)。
玄関風水の力
風水のプロが100人いれば、100人同じ事を述べるでしょう。『玄関』は最も重要な風水の間取りのポイントであると。『玄関』は収気を行うポイント、外気を建物に入れ込む大切な役割を担います。その為、数多くの技術が発明されてきました。その一つとして知られているのが『門向の改変』です。良い実例をご紹介します。香港にある『スタンダード チャータード銀行(イギリス本社)』です。

この銀行はもちろん、土地の配置の段階から占術コンサルティングが採用されました。そこで正面入り口である『玄関』に細工をする為に左写真のような間取りデザインを採用しました。何をしたかというと、 強い金運に合わせて『玄関』を調節する技術を採用したのです。多くの方はこの様に述べられるでしょう。「そんな馬鹿な」と。しかしこの銀行は、その恩恵を大いに受ける事になります。2008年、とある金融危機が起こりました。『リーマンショック』。世界中の金融機関が大打撃を受け、株価が暴落しました。

しかし、上のグラフをご覧下さい。これはこの「チャータード銀行」の2008年以降の売上推移です。暴落どころか、右肩上がりを示しています。面白い『玄関』による風水の間取り実例です。