遺伝子の存在

アイデアとの関係

ここまで来ると、よく言われるのが「遺伝子情報」との関係性です。先ほど述べた虫の生活習慣の流れは、遺伝子情報による本能として処理されていますが、私にはこれが余りに疑問でした。この言葉、あまりに非科学的なのです。なぜか。それはこうだからです。

• 遺伝子＝タンパク質

遺伝子情報とカッコよく言葉で述べていますが、遺伝子は試験管の中で目で見る事が出来るただの白いタンパク質なのです。実際に私は見ています。そうなると、遺伝と呼ばれている神秘的な存在が、そう思えなくなったのです。そして遺伝子を詳細に表現するとこうなるのです。

皆さん、これを見て何か思いませんか。神秘的な力の素とされる遺伝子とは、ただの元素と呼ばれるモノなのです。皆さんが「血統」と呼ぶモノの原因です。人や全てのモノは、この元素の塊で出来ているのです。それで行くと、虫はこの遺伝子と呼ばれる元素の塊によって身体が形成され、そして本能＝知識が生まれ、生まれてすぐに生活習慣を身に付けた状態で生活できる事になるのです。皆さん、この事実をどのように解釈されますか。生きていく為のアイデアを持って生まれる現象。

• 遺伝子＝生体を構成する設計図＋知識の宝庫

この様に、何となく考えられませんか。と言うよりも、科学的に証明出来る訳ではないのですが、この原理でないと虫などの生態が説明が出来ないのです。意識的に考えようとすると、今は無理がありますので無意識的に感覚で捉えて下さい。

元素と電子

ここで遺伝子でも出てきた元素について簡略して説明します。皆さんが目に見えるモノや食べているモノ、そして吸っているモノ全てこの元素（原子）から出来たモノなのです。その元素を表現するのに有名なグラフが下記の「元素記号」です。

全てのモノはこの中の組み合わせによって形作られていくのです。ここで重要なポイントが、

• 電子の存在

なのです。元素にはマイナスの電荷を帯びた電子が存在しており、電気的な力を持っているのです。その電気的なエネルギー力の存在によって様々な何種類かの結合と呼ばれる作用が起こり、モノが形成されていくのです。そう、元素には電気的なパワーがあるのです。ですから、人にも電気が流れているのです。決して非科学的ではなく、現実の話なのです。現在の風水においても、科学的に人間との関係を電磁場の観点からその影響を探る研究がなされています。

• 全てのモノは元素（原子）から成り立っている＝全てのモノに電気的なエネルギーがある

ここまでご理解頂けたでしょうか。言い換えれば、全てのモノはこの電気的な力によって、維持されてる事を証明しているのです。元素（原子）も結合出来なければ、ただの微細なモノでしかないのです。それが結合によって状態を変化させ、様々なモノに創造されていくのです。これ、素晴らしいアイデアでは無いですか。同じ元素を持っているのに、透明になったり硬くなったりする。それだけ、この元素に存在している電気的なエネルギーは莫大な意味を成しているのです。空気清浄機で利用されている技術は、この結合を逆手にとって、電気的なエネルギーを使って空気中の細菌を細胞レベルの結合から分解させて殺菌しているのです。

インスピレーションとの関連性、何となく見えてこられたでしょうか。